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会話集/18章A 魔の双面

ワールドマップ

姿を消したグラド皇子リオンの
行方を追う一行。
ヒーニアスの命を受けて
付近を捜索するフレリア兵から
リオンが北方へ向かったとの
報告が入った。
エイリークたちはその後を追い
闇の樹海を取り囲む峰火山ネレラスへ。
火山の熱気と硫黄の匂いが
立ちこめる人外の地・・・
そこには
無数の魔物の卵が息づいていた。

オープニング

【エイリーク】(左)
ラーチェル・・・
あなたにご相談があります。
【ラーチェル】(右)
まあ なんですのエイリーク
急に改まって。
【エイリーク】
リオンのことです・・・

兄上の言うとおり・・・
リオンは魔王に囚われていました。
もう彼は・・・
昔のリオンではありません。
でも何か・・・
元に戻す方法があるはずです。
【ラーチェル】
・・・・・・
【エイリーク】
お願いします ラーチェル。
私は彼を救いたいのです。
あなたはロストン聖教国の王女
魔や伝承にも詳しいはず・・・
リオンを救う手立てを
何かご存知ではありませんか?
【ラーチェル】
残念ですけれど・・・エイリーク
わたくしが伝承で知る限り・・・
彼を救う方法はありませんわ。
【エイリーク】
そんな・・・!
どんなことでもいいのです!
ほんの些細な手がかりでも・・・
【ラーチェル】
古の伝承において・・・
魔王の支配をはねのけた者は
確かに存在します。
我がロストン聖教国の祖である
ラトナ様もその一人ですわ
人を超えるほどの強い意志があれば・・・
あるいは 魔王を拒むことが
できるのかもしれません。

ですが あなたも見たでしょう?
エイリーク
あの方の・・・リオン殿の肉体は
すでに魔王にとり憑かれています。
ああなってしまっては・・・
もはやどうにもなりませんわ。
魔王に一度でも支配された者は・・・
その心を残らず食い尽くされてしまいます。
それを元に戻すのは・・・
死者をよみがえらせるに等しいこと。
たとえロストン聖教国の力でも・・・
いいえ 【聖石】の奇跡をもってしても
出来得ることではありませんわ。
【エイリーク】
そんな・・・
リオン・・・
【ラーチェル】
エイリーク・・・
あなたの気持ちはよくわかります。
でもあの方はもう・・・
あなたの知るリオン殿ではないのですわ。

それよりエイリーク あなたは
ご自分の身をお案じなさい。
このままわたくしたちと魔王を追えば・・・
もっとつらい思いをすることになりますわ。
あなたは一足先にロストンへ行き
わたくしの宮殿で休まれた方が・・・
【エイリーク】
ありがとう ラーチェル。
でも・・・でも
私も共に行きます。
何か・・・何か私にできることがあるはず。
そう信じたいのです・・・
リオンはいつだって
皆の幸せを願う優しい皇子でした。
そのリオンが魔王に囚われ・・・
もう助からないなんて・・・
そんなこと
あまりに残酷すぎます・・・
エイリークたちがフレリア兵の案内でやってくる
フォーカス・フレリア兵
【フレリア兵】(左)
こちらです!
敵は この谷の奥へと
入っていきました!
フレリア兵消え、エイリーク・エフラム現れる
【エイリーク】(最左)
兄上。
何か 匂いませんか?
【エフラム】(左)
匂い?
【エイリーク】
はい。硫黄のような
不快な匂いがします。
谷の奥から漂ってくるような・・・
画面暗転
フォーカス・エフラム
【エフラム】(左)
あれは・・・卵・・・?
ミルラ現れる
【ミルラ】(最左)
魔物の卵です・・・
すごくたくさん・・・
ミルラ消え、エイリーク現れる
【エイリーク】(最左)
兄上!
あの卵 次々に動き始めて・・・
【エフラム】
まさか 奴は俺たちを
ここに誘い込むために・・・
全員 気をつけろ!
こいつらはただの卵じゃない!

クリア後

リオンがワープで出現
フォーカス・リオン
【リオン】(右)
・・・・・・
リオンがワープで撤退
フォーカス・エイリーク
【エイリーク】(左)
待って!
【エフラム】(最左)
待て エイリーク!
一人で先行するな!
【エイリーク】
リオンが奥にいます!
放ってはおけません!
エイリークがリオンを追いかける
フォーカス・エイリーク
【エイリーク】(左)
リオン! リオンー!
【リオン】(吹き出しのみ)
エイ・・・リーク・・・
【エイリーク】
リオン!?
どこにいるのです?
【リオン】(吹き出しのみ)
ここ・・・だよ。
リオンがワープで出現
フォーカス・エイリーク
【エイリーク】(左)
リオン・・・
しっかりして 今助けますから!
【リオン】(右)
ごめん・・・エイリーク・・・
僕はもう・・・だめみたい・・・
このまま・・・魔王に心を
むさぼり食われて・・・
それで・・・狂って・・・
死んでいくんだ・・・
【エイリーク】
リオン・・・
どうすれば・・・どうすれば
元に戻れるのですか?
言ってください!
私にできることなら何でも・・・
【リオン】
・・・【聖石】を・・・
僕に・・・【聖石】を・・・
【エイリーク】
え・・・?
【リオン】
僕の身はもう・・・
魔王に冒されている・・・
このままじゃ・・・
もうどうやっても助からない・・・
でも【聖石】の力さえあれば・・・
元に・・・戻れる・・・
【エイリーク】
リオン・・・
【リオン】
お願いだよ・・・エイリーク・・・
僕 僕まだ死にたくない・・・
君たちと一緒に生きたい・・・
【聖石】さえあれば・・・
僕の身体は・・・元に戻るんだ・・・
だから・・・
【エイリーク】
【聖石】があれば・・・
本当に治るのですね?
【リオン】
うん・・・
だから・・・エイリーク・・・
【エイリーク】
わかりました。
【聖石】なら ここにあります・・・
フォーカス・リオン
【リオン】(右)
・・・・・・
ああ・・・本当だ・・・
【聖石】だ・・・

ふふ・・・・・・
くくく・・・
忌まわしい【聖石】が・・・
こんなところに・・・
【エイリーク】(左)
な・・・リオン・・・!?
違う・・・貴方は・・・!
【リオン】
ふふ・・・くくくくく

残念だったな・・・娘?
すでにこの身を支配するのは我・・・
あの小僧の心など残ってはおらぬ・・・
【エイリーク】
! リオンのふりをして・・・
私を・・・
リオンを・・・
リオンを返しなさい!
【リオン】
残念だが それはもはや
かなわぬな。
あの者の心は 我がゆっくりと
時間をかけて食らってやった。
もはや残るのは食いかす・・・
わずかな心の残りかすのみよ。
たとえ聖石の力であろうと・・・
復活などできるはずがあるまい?
あ奴はもう助からぬ。
絶対にな・・・
【エイリーク】
そん・・・な・・・
【リオン】
ふふ・・・
ふはははははっ!
絶望に染まった人間どもの顔は
いつ見ても良い。
その顔のまま
【聖石】もろとも散るがいい・・・!
聖石が破壊される
【エフラム】(吹き出しのみ)
エイリーク!
【リオン】(右)
ほう・・・追いついてきたか。
ふん 気が変わったぞ。
女よ 今はまだ貴様を
生かしておいてやる。
我が食らったこやつの心には
貴様の記憶が混ざっていた・・・
その顔が・・・もっと深い絶望に
彩られるさまをながめるとしよう。
リオンがワープで撤退
エフラムたちが出現
フォーカス・エフラム
【エイリーク】(右)
・・・・・・
【エフラム】(左)
エイリーク!
しっかりしろ 俺がわかるか?
エイリーク前に出る
【エイリーク】
兄上・・・っ・・・
リオンが・・・リオンが・・・
【エフラム】
エイリーク・・・
わかってる。何も言わなくていい。
【エイリーク】
私・・・わたしは・・・
リオンは・・・
もう・・・
【エフラム】
とにかく 戻ろう。
ラーチェルたちが心配している。
エイリーク・・・
今は好きなだけ泣いていい。
俺の分までな・・・
画面暗転
【ゼノ】(最左)
・・・敵は
この断崖を越えていったようです。
【エイリーク】(最右)
この絶壁・・・
私たちではとても上れるとは・・・
【エフラム】(右)
逃げられた ということか・・・
【ラーチェル】(左)
落胆なさることはありませんわ。
この山を越えた先は闇の樹海・・・
そこにはロストンから行けますもの。
それに 最後の【聖石】は
ロストンにありましてよ。
【聖石】が一つでも残っている限り
まだ負けたわけではありませんわ。
さあ
元気を出して出発しますわよ。