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会話集/10章A カルチノの内乱

ワールドマップ

カルチノ共和国はフレリアを裏切り
グラドに寝返った。
カルチノを通ってジャハナに向かおうとした
フレリア王子ヒー二アスは
カルチノ軍に進路も退路も断たれ
絶望的な状況にあるという・・・
エイリークたちは
ヒーニアス王子の救援に向かった。

オープニング

グラド城
フォーカス・城門
画面暗転
フォーカス・ヴィガルド
【ヴィガルド】(左)
グラド帝国将軍
【日長石】のグレン・・・
【グレン】(右)
はっ・・・
【ヴィガルド】
任務を与える。
隣国カルチノを騒がす
賊軍エイリークを討伐せよ。
【グレン】
エイリーク・・・
あのルネスの王女ですか?
【ヴィガルド】
エイリークはカルチノに侵略し
キリス市街で市民たちを虐殺・・・
そのまま南へと逃亡した。
グレン。お前が行くのだ。
カルチノの民に災いをなす賊を討て。
【グレン】
・・・承知しました 陛下。
画面暗転
フォーカス・グレン
【グレン】(左)
・・・・・・
【クーガー】(右)
兄貴 陛下はなんと?
【グレン】
ルネス王女エイリークを
討伐せよとの命が下った。
クーガー 今回はお前は帝都に残れ。
今回の任務は私だけでいい。
【クーガー】
兄貴がそう言うのなら・・・従うが。
どうしたんだ?
いつもより浮かない顔に見えるぞ。
すでに滅んだルネスの王女などに
兄貴が気後れするとは思えないが?
【グレン】
・・・ふ
やはり弟のお前はだませないか。
そのとおりだ。
どうも今回の任務は気が重い。
【クーガー】
兄貴は そのルネス王女を
知っているのか?
【グレン】
ああ。かつて我らグラド帝国と
ルネス王国に親交があった頃・・・
私は一度だけ彼女と・・・
エイリークと会ったことがあるのだ。
短い話をしただけだったが・・・
とても優しい人柄だと感じられた。
私には王女エイリークが
悪い人間だとはどうしても思えない。
【クーガー】
・・・兄貴。
だが陛下が命じられたのならば・・・
【グレン】
そうだな・・・クーガー。
そのとおりだ。
陛下のお言葉に偽りなどあろうはずがない。
我らは帝国の将。
ただ主命を果たすのみ・・・だ。
あのエイリーク王女の心が
昔のままであれば・・・
ヴァルターが出現
フォーカス・ヴァルター
【ヴァルター】(右)
ふぬけた台詞だなグレン?
貴様ら三騎がそんなだから
我々が苦労させられる。
女をやれる任務だ。なんなら
私が代わってやりたいくらいだ。
【グレン】(左)

ヴァルター・・・貴様か。
【ヴァルター】
おやおや 仲間に
その態度は何だ?
今の私は帝国将軍の一人
お前と立場は同格なのだぞ?
【グレン】
貴様は 民間人への虐待行為で
軍より追放を命じられたはずだ。
なぜまたグラドに舞い戻ってこれたのだ?
【ヴァルター】
親愛なる陛下が 私の力が
必要だと仰せになられたのだよ。
まったく 陛下には
感謝してもしきれんよ。
デュッセル セライナ
そしてお前・・・
今の帝国三騎は
いかにも頼りない。
その穴を 我々が
埋めてやろうというわけだ。
私に感謝しろグレン?
【クーガー】(最左)
ヴァルター!
それ以上 兄貴を侮辱する気なら・・・
【ヴァルター】
ほう クーガーよ
どうするというのだ?
ここで私と戦うか?
陛下の命に背いて私闘でも始めるか?
【クーガー】
・・・・・・
【グレン】
よせ クーガー。
我らは帝国の将だ。
陛下の命には従おう。
だがヴァルター
私は貴様の罪を許しはしない。
【ヴァルター】
ふん・・・
画面暗転
フォーカス・ヒーニアス
【ジスト】(右)
ヒーニアス王子。
どうだ? まだやれそうか?
【ヒーニアス】(左)
ふん・・・当然だ。
これしきの戦いで音をあげるものか。
傭兵・・・きみの方こそ
よく逃げ出さずにいたものだな。
【ジスト】
なに 俺はジスト傭兵団の
リーダーだからな
雇い主より先にへばっちまったら
仲間に怒鳴られちまうぜ。
で・・・
これからどうする?
【ヒーニアス】
敵は相変わらず
我々を包囲している。
うかつにここを
出るわけにはいかんな・・・

伝令が私の危機を
知らせに行ってくれたが・・・
天馬の翼でも
フレリア本国までは数日かかる。
期待はできんな。
【ジスト】
生き残りたけりゃ
腹を決めるしかねえってことか。
それとも・・・いっそここらで
あきらめて楽になるか?
【ヒーニアス】
あきらめる・・・?
馬鹿な。私はフレリア王子だ。
そのような弱者の言葉は知らぬ。
私は世界の命運を背負って
ここに来ているのだ
たとえはってでも・・・
ジャハナへたどり着いてみせる。
【ジスト】
そうかい 安心したぜ。
リーダーのあんたがその意気なら
俺たちはまだ生きてられそうだ・・・
【テティス】(最右)
ねえ隊長 王子様
【ジスト】
どうしたテティス?
【テティス】
悪い知らせと・・・
もっと悪い知らせがあるんだけど。
【ジスト】
悪い方は?
【テティス】
もう予備の武器がなくなったわ。
隊長たちが持ってるので最後。
それが尽きたらもう
どうしようもないわね・・・
【ジスト】
そいつは弱ったな・・・。
で もっと悪い方は?
【テティス】
あいつら動き出したわ。
また攻撃を仕掛けてくる。
今度は今までのと違って
大掛かりな感じみたいよ・・・
【ヒーニアス】
・・・・・・
ジスト テティス
君たちをここで解雇する。
あとは投降するなり
逃げるなり好きにしろ。
【ジスト】
何?
【ヒーニアス】
連中の狙いは私だ。
君たちが武器を捨てて出て行けば
死ぬことはなかろう。
これからの戦い
君たちでは足手まといだ。
しょせん薄汚い傭兵・・・
いつ私を裏切るかもしれんからな。
【テティス】
ちょっと王子!
それはないんじゃない?
【ジスト】
待てテティス。
で 王子。
自分はどうする気なんだ?
【ヒーニアス】
私は独力で脱出を図る
南から突破し
そのまま山中に身を隠すつもりだ。
【ジスト】
だが 簡単にはいかねえぜ。
何か策でもあるのか?
【ヒーニアス】
君たちには教えられんな。
いつ私を売るか知れたものではない。
さあ どこへなりと消えるがいい。
私は自分一人で行く。
【ジスト】
俺たちを巻き添えにしないように・・・か?
死ぬのは自分一人でいいってわけかい?
【ヒーニアス】
・・・・・・
馬鹿な。私は死ぬつもりなどない。
だが助かる可能性が
低いことは認めねばならん。
私はフレリア王子だ。
君たち庶民とは違う。
高貴なる身分の者は それに
ふさわしい責務を負わねばならん。
【ジスト】
・・・・・・
【ヒーニアス】
何をしている。早く行くがいい。
【ジスト】
・・・やれやれ。
俺は 昔っから
そういうのに弱くてな・・・
そう言われちまったら
見捨てて逃げるわけにはいかねえよ。

俺もあんたとやるぜ。
最後までな。
【ヒーニアス】
な・・・
何を言っている!
雇い主の命令が
聞けぬというのか?
【ジスト】
テティス
お前は降伏しな。
ユアンやマリカには
よろしく言っといてくれ。
【テティス】
馬鹿言わないで。
私も残るわ。
男ばっかりで勝手に
盛り上がらないでちょうだい。
もう解雇されちゃったんだから
逃げろなんて命令はきかないわよ。
【ヒーニアス】
な・・・・・・
きみたちは
それでも傭兵か・・・?
傭兵は割に合わぬ戦いなど
せぬものだろう。
【ジスト】
ははっ 違いねえ。
俺たちは傭兵失格だな。
まあとにかく考えてみようぜ。
全員が助かるための策をな。
あんたは名うての策士だ。
そう簡単にはやられねえだろ。
命令をくれよ 王子。
俺たちはあんたに従うぜ。
【ヒーニアス】
・・・・・・
ふん 良かろう。
ならばその命 私が預かったぞ。
【テティス】
あ・・・
ねえ 王子。
もし万が一
助けが来るとしたら・・・
どっちから来るのかしら?
【ヒーニアス】
・・・北だ。
だがその望みはまずない。
フレリア軍の増援が来るまで
最低でもあと・・・
【テティス】
いい知らせか・・・
悪い知らせかわからないんだけどね。

見て。あの北の山道・・・
あそこから誰か来るわ。
エイリーク達が出現
【エイリーク】(左)
ヒーニアス王子!
【エフラム】(右)
エイリーク様。王子の隊は現在
カルチノ側の傭兵に包囲されているようです。
戦況はかなりの劣勢 あの状態では
長期の防衛は難しいでしょう。
【エイリーク】
ええ 急ぎましょう!

PlayerPhase-01 終了後

フォーカス・パブロ
【パブロ】(左)
ぐふふ・・・
邪魔なクリムトを始末するつもりが
思わぬおまけがついてきたものじゃ
フレリア王子ヒーニアスの首・・・
グラドへのみやげには申し分ないわい。
兵士現れる
【兵士】(右)
パブロ様 ヒーニアス王子率いる
敵軍は山砦に逃れたようです。
我々はこのまま王子を仕留めれば
よろしいので?
【パブロ】
うむ まずはヒーニアス王子の
首をとるのじゃ。
どこぞに隠れておるクリムトは
その後でじっくり料理してやればよい。
ぐふふふふふ・・・
フォーカス・拠点右
【市民】(右)
クリムト様
パブロの私兵たちは
砦へ向かいました。
ヒーニアス王子の軍を
追撃するつもりのようです。
【クリムト】(左)
パブロめ なんという暴挙を・・・

ここでヒーニアス王子が
亡くなられるようなことがあれば
もはやカルチノとフレリアとの関係は
断たれたも同じ・・・
我らカルチノは
グラドの属国と化す他なくなる・・・
なんとか ヒーニアス王子を
お助けせねば・・・
【市民】
お お待ちくださいクリムト様!
パブロはクリムト様のお命をも
狙っています。今出て行けば・・・
【クリムト】
くっ・・・
ヒーニアス王子
どうかご無事であってくだされ・・・

ヒーニアスと会話したPlayerPhase 終了後

【兵士】(右)
おい 出番だぞ!
俺たちと違って
高い報酬もらってるんだ!
その分の働きはしてもらうぞ!
【マリカ】(左)
わかってる。
・・・どっちを斬ればいい?
【兵士】
あ あっちだ! あのフレリアの連中!
間違えて俺たちに斬りかかるなよ!
【マリカ】
気をつける。
それじゃ 行くから。
マリカ消える
【兵士】
ふう・・・噂どおりだな。
ジスト傭兵団【緋閃】のマリカ・・・
すげえ美人だが
近づきたくねえ女だ・・・

エイリーク→ヒーニアス

【エイリーク】(左)
ヒーニアス王子!
ご無事ですか?
【ヒーニアス】(右)
エイリーク・・・きみなのか!?
【エイリーク】
救援にきました。
私たちが敵を退けます。
王子は疲れておられるはず
今は後方で休んでいてください。
【ヒーニアス】
それは容認できない。
女性の君に守られて逃げ隠れるなど・・・
我々が敵と戦う。
君たちは援護をしてくれればいい。
【エイリーク】
は はい・・・わかりました。
では共に参りましょう。
【ヒーニアス】
・・・待て エイリーク。
【エイリーク】
王子?
【ヒーニアス】
一応 礼を言っておこう。
ルネス王女である君が
私を助けに来てくれたこと・・・
・・・感謝する。

ターナ→ヒーニアス

【ターナ】(左)
お兄さま!
【ヒーニアス】(右)
ターナ・・・!?
な なぜ
お前がこんなところにいるのだ!?
【ターナ】
わたし エイリークたちについてきたの。
お兄さま 待ってて。
今ターナがお兄さまを守ってあげる。
【ヒーニアス】
馬鹿な真似はよせ ターナ。
お前は早く王宮に戻るのだ。
ターナ後ろに下がる
【ターナ】
いや!
エイリークもエフラムも
お兄さまもみんながんばってる・・・
だから わたしも何か
できることをしたいの。
【ヒーニアス】
ターナ・・・
・・・説教は後にとっておこう。
まずはエイリークたちと合流するぞ。
ターナ前に出る
【ターナ】
お兄さま!

ヒーニアス→ジスト

【ヒーニアス】(左)
ジスト 救援が来てくれた。
【ジスト】(右)
そりゃ良かった。
諦めずに粘ってみるもんだな?
【ヒーニアス】
君のおかげだ。感謝する。
【ジスト】
だが まだ気を
抜かない方がいいぜ 王子。
敵はまだ残ってる。
ここでしくじっちゃ何にもならねえ。
【ヒーニアス】
ああ わかっている。
行こう。

ヒーニアス→テティス

【ヒーニアス】(左)
テティス 救援が来てくれた。
【テティス】(右)
へえ・・・神さまっているものね。
今まで信じてなかったけど
たまにはお祈りしてみようかしら。
【ヒーニアス】
神は関係ない。
行くぞ 彼らと合流する。
ヒーニアス消える
【テティス】
変わった王子さま・・・

ジスト→テティス

【ジスト】
よう テティス。
天の助けが来てくれたようだぜ。
【テティス】
へえ・・・神さまっているものね。
今まで信じてなかったけど
たまにはお祈りしてみようかしら。
【ジスト】
お祈り?
そりゃいいが 何を願うんだ?
【テティス】
ふふ・・・ないしょ。

テティス→ジスト

【テティス】(左)
ねえ 隊長。
良い知らせと
もっといい知らせがあるんだけど。
【ジスト】(右)
ん?
良い知らせは?
【テティス】
私たちジスト傭兵団の中にね・・・
隊長のこと好きな女が 二人いるわ。
【ジスト】
はあ? なんだそりゃ
占いかなんかか?
で もっと良い知らせは?
【テティス】
助けが来たわ。
これで私たちなんとかなりそうよ。

ジスト→マリカ

【ジスト】(左)
お前 マリカ・・・!?
【マリカ】(右)
隊長。
【ジスト】
参ったな・・・
ギルドの方で手違いがあったみてえだ。

普通はこういうことにならねえように
気をつかってもらうんだが・・・
よりによって同じ傭兵団の団員が
敵味方でぶち当たっちまうとはな。
【マリカ】
どうしたらいい?
【ジスト】
ん? そうだな・・・
傭兵団としちゃ 人情より依頼が第一だ。
お前の好きなように決めていいぜ。
ここで俺とやりあうってのも一つの手だ。
できれば退いてくれるとありがたいが
依頼人を裏切っちゃ
お前の名に傷がつくしな。
【マリカ】
隊長は?
どうしたら嬉しい?
【ジスト】
そりゃまあ 俺にとっちゃ
こっちについてもらうのがありがたいが。
【マリカ】
じゃあ寝返る。
【ジスト】
お おいおい・・・
いいのかそんな簡単に?
お前の評判が落ちるかもしれないんだぜ?
【マリカ】
いい。

パブロ初戦時

【パブロ】(左)
今のグラドにかなう者など
どこにもおらん・・・
強いものにすり寄るのは
当然のことじゃ。
わしは正しい
決断をしたのじゃ!
対ヒーニアス
【パブロ】(左)
ひい・・・!?
あ あなたは・・・
ヒーニアス王子!
【ヒーニアス】(右)
・・・カルチノの長老だな。
私を陥れた罪が
いかに高くつくか・・・
その身をもって
知るがいい。

パブロ撃破時

【パブロ】(左)
ぐふっ・・・い いかん。

これだけの富を抱えて死ぬのは
あまりに勿体ない・・・

て 撤退じゃ!
傭兵ども わしを守れ!

クリア後

ヴァルター・ドラゴンナイトx2が出現
フォーカス・ヴァルター
【ヴァルター】(左)
・・・見つけたぞ エイリーク。
報告通り なかなか腕が立つようだな。
楽しめそうだ。
いいぞ
強い女は私好みだ。
兵士現れる
【兵士】(最左)
仕掛けますか ヴァルター将軍?
【ヴァルター】
いや 楽しみは後にとっておこう。
今しばらく このまま泳がせる。
行くぞ。
ヴァルター・ドラゴンナイトx2が撤退
フォーカス・城門
【エイリーク】(右)
ヒーニアス王子 ご無事ですか?
【ヒーニアス】(左)
エイリーク・・・
すまない 迷惑をかけてしまった。
【エイリーク】
いいえ そのような。
【クリムト】(吹き出しのみ)
おおヒーニアス王子!
ご無事でしたか!
エイリークが左に移動し、クリムト現れる
【エイリーク】(最左)
あなたは?
【クリムト】(右)
おお 申し遅れました。
私はカルチノを治める長老の一人
クリムトと申すもの。
【エイリーク】
カルチノの長老・・・!
【ヒーニアス】
では貴様も私の命を・・・
【クリムト】
お お待ちくだされ・・・!
私は貴方がたと
敵対するつもりなどありません。
私も貴方がたと同じく
パブロに命を狙われているのですから・・・
【エイリーク】
どういうことですか?
クリムト前に出る
【クリムト】
お恥ずかしい話ですが・・・
カルチノは今 二つに割れております。
ご存知の通りカルチノは王をもたず
我々長老たちの合議によって
まつりごとを行う国・・・
その合議が決裂し 今は泥沼のような
内紛が繰り返されておるのです・・・
【エイリーク】
内紛・・・
では カルチノ自体が
フレリアを裏切ったわけではないと?
【クリムト】
はい。我々穏健派はフレリアとの同盟を重んじ
今まで通りの友好関係を望んでおります。
しかしパブロを始めとする一部の長老たちは
フレリアを裏切り グラドにつくべきだと・・・

パブロは金銭で我々を懐柔できぬと知ると
なんと我々主流派の暗殺まで始めたのです。
命を狙われ 身を守る兵ももたぬ我々は
今まで地下に身をひそめておりました・・・
貴方がたが来られなければ
今頃私の命もどうなっていたことか・・・
【ヒーニアス】
確かに 私が到着する前・・・
敵軍はこのあたりで
何かを探しているようだった。
それが貴方だったということか。
【クリムト】
パブロは今や議会を乗っ取り
我々は身を潜めることしかできません。
しかしながら カルチノの長老すべてが
グラド帝国に寝返ったわけではない・・・
それだけはどうか貴国に
ご理解いただきたいのです。
【ヒーニアス】
・・・なるほど。
【エイリーク】
クリムト殿・・・
あなたのお気持ちはよくわかりました。
カルチノすべてが敵ではないと聞き
私も安心しました。
【クリムト】
私は今すぐフレリアへ向かい
王に事の次第を報告させていただきます。
貴方がたも一度フレリアへ
お戻りになられた方がよろしいかと。
パブロは金にあかせて
大勢の傭兵を雇っています。
またすぐに追っ手を
差し向けて来るでしょう・・・
ジスト・テティス生存時
【ジスト】(左)
ヒーニアス王子。
俺とテティスもあんたに
ついてくぜ。構わねえよな?
【ヒーニアス】(右)
ああ そうしてもらえれば
ありがたい。
こちらから 改めて倍額で
契約を結ばせてもらおう。
君たちがいてくれなければ
あの場を切り抜けることはできなかった。
ジスト テティス。
ありがとう。心から礼を言う。
【テティス】(最左)
ねえ 王子様。
・・・さっきの戦いで
頭をひどくぶつけたりした?
【ヒーニアス】
・・・失礼な。私とて
人に頭を下げることくらいある。
どうかこれからも護衛を頼みたい。
【エイリーク】(最右)
私からもお願いします。
【ジスト】
ああ 引き受けたぜ。
こちらこそよろしく頼む。
テティス生存時
【ユアン】(左)
あ お姉ちゃんみつけた。
【テティス】(右)
ユアン・・・!?
ちょっと
どうしてこんなところにいるの?
いつもの酒場に 良い子で
待ってなさいって言ったでしょう?
【ユアン】
だってさ。お姉ちゃん
いつもいなくなっちゃうんだもん。
ずるいよ。
僕だってあちこち冒険したいのにさ。
【テティス】
もう この子ってば・・・
お姉ちゃんはね
遊びにきてるんじゃないのよ?
【ユアン】
知ってるよ。
だから僕
お姉ちゃんを助けにきたんだ。

僕 役に立つよ。
この前 お師匠さまから
やっと魔法教えてもらったんだ。
見ててよ。
【テティス】
こ こら よしなさい。
こんなところで魔法なんか
使っちゃダメ!
【ユアン】
じゃあ 悪い奴が出たら
僕のこと呼んでよ。
僕がお姉ちゃんのこと
守ってあげる。
だから僕もいっしょに連れてって。
【テティス】
もう・・・しょうがないわね。
隊長とエイリーク様たちには
私から頼んどいてあげるわ。
そのかわり 勝手に
うろうろしちゃだめよ?
【ユアン】
やった!
【ゼト】(右)
エイリーク様 ヒーニアス様
あの者の言うとおり
一度フレリアへ帰還すべきです。
このままカルチノを進むのは
危険が大きいかと。
【ヒーニアス】(最左)
無論 危険は承知している。
だが 私がジャハナへ向かうには
このカルチノを通る他ない。
急がねば 諸国は次々に
グラド帝国の手に落ちてしまうだろう。
【エイリーク】(左)
確かに・・・
私も海路がない以上 ロストンへ
向かうにはカルチノを通り
ジャハナを経由するしかありません。
しかし このまま進めば
またカルチノ傭兵の襲撃に・・・
ゼト消え、ユアン現れる
【ユアン】(右)
ねえねえ 僕知ってるよ。
あっちの山を越えてジャハナへ行く方法。
僕が案内してあげようか?
【エイリーク】
あなたは?
テティス生存時
テティス現れる
【テティス】(最右)
こ こらユアンったら
駄目でしょ 勝手に
大人の話に入ってきちゃ。
ごめんなさいね
弟が迷惑をかけちゃって。
ほらユアン 行くわよ。
テティス死亡時
【ユアン】
僕 ユアン。
ねえ お姉さんたち
冒険の旅をしてるんでしょ?
僕もいっしょに連れてって。
僕 魔法使いだから役に立つよ。
【ヒーニアス】
・・・魔法使い?
まだ子供ではないか。
我々は今忙しいのだ。
さっさと出て行け。
【ユアン】
やだやだ 僕もいく!
【エイリーク】
あ 待ってください。
本当に 山道をご存知なのですか?
【ユアン】
うん そうだよ。
あの山のてっぺんに
ポカラっていう里があってさ。
僕のお師匠さまはね
その里に住んでるんだ。
だからお師匠さまに言えば
案内してもらえるよ きっと。
【ヒーニアス】
師の名は?
【ユアン】
僕のお師匠さまはね
サレフっていうんだ。
【ヒーニアス】
サレフ・・・
以前 我が国の密偵から入る
情報にそんな名があったな。
卓越した魔道士で・・・過去に
人々を賊や魔物から救ったことがある。
ポカラなる辺境の里の
生まれだと聞く・・・
【エイリーク】
では・・・?
【ヒーニアス】
ああ。この子供はともかく
サレフという男は信用できそうだ。
【エイリーク】
ではユアン そのお師匠様に
会わせていただけますか?
テティス生存時
【テティス】
ユアン ちゃんとできる?
【ユアン】
うん もちろん!
じゃあみんな 遅れずに
僕についてきてね!

民家(上)

【村人】(左)
長老パブロは商売で得た
巨万の富をもとに兵を組織し
このカルチノを力で
牛耳ろうとしています・・・
ああ どうかクリムト様と
私たちをお助けください・・・

民家(左)

【村人】(左)
おれたちの国
カルチノ共和国には王がいない。
かわりに長老たちが集まって
国のことを決めてるんだ。
よその古臭い王制なんかと違って
これはすごいことなんだぜ。
庶民の俺たちだって長老になれば
国を動かせるんだからな。
けどそのせいで 今
カルチノは大変なんだよ・・・

民家(右下)

【村人】(左)
フレリア王子ヒーニアス様は
かなりの策略家って噂だ。
ルネスをあっさり落としたグラド帝国が
フレリアをいまだ攻め切れないのは
ヒーニアス王子があちこちに密偵を放って
常にグラドの動きを察知してるかららしい。
そのくせ フレリアに潜入してくる
他国の密偵は徹底的に暴き出して・・・
敵側には一切
情報をもらさないんだとさ。
俺は会ったことないけど・・・
敵に回したくない感じだよな?