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会話集/9章B リグバルト要塞

ワールドマップ

エフラムは西からグラド帝都を目指し
フレリア城から進軍を開始した。
ルネスを制圧したグラド帝国は
フレリアにも侵略の手を伸ばしていたが
これまではフレリア王子ヒーニアスが
水際で敵軍を食い止め
なんとか大幅に攻め込まれることなく
国境線を守っていた。
エフラムはこの前線を押し上げるべく
フレリア軍と連携してグラド軍と戦う。
だがグラド領側には
リグバルド要塞が待ち構えている。
難攻不落の砦とされ フレリア軍が
攻めあぐねた強固な城砦。
エフラムたちは
この難所の攻略を決意する。

オープニング

グラド城
フォーカス・城門
画面暗転
フォーカス・ヴィガルド
【ヴィガルド】
フレリアの【聖石】は
すでに潰えた・・・
だが ルネスの【聖石】は
いまだ何処かに隠されている・・・

グレンよ・・・
ヴァルターよ・・・
ルネスの兄妹を追え。
あの者たちの持つ
腕輪を奪うのだ・・・
グレンはエイリークを・・・
ヴァルターはエフラムを・・・追え。
グレン現れる
【グレン】
はっ・・・
グレン消え、ヴァルター現れる
【ヴァルター】
くく・・・エイリークか。
あれはいい女だった。
兄のエフラムも・・・
思ったより食いがいのある獲物だ。
血が躍る。
楽しい時間になりそうだな?
グレン・ヴァルターが撤退
フォーカス・ヴィガルド
【ヴィガルド】(左)
ケセルダよ・・・
アーヴよ・・・
お前たちは 残る国々の
【聖石】を砕け・・・
ケセルダはジャハナ王国・・・
アーヴはロストン聖教国へ・・・
かの国の忌まわしき
【聖石】を破壊せよ・・・
アーヴ現れる
【アーヴ】(右)
ふぇふぇふぇ・・・お任せくだされ。
ではさっそく ロストンを崩す
下準備に取り掛かりますかな・・・
アーヴ消え、ケセルダ現れる
【ケセルダ】(右)
はっ! 俺はジャハナかよ
ついてねえな。
傭兵あがりの俺にとっちゃ
クソいまいましい故郷だぜ。
アーヴ・ケセルダが撤退
フォーカス・ヴィガルド
【ヴィガルド】(左)
デュッセル・・・
お前はフレリアへ向かえ。
フレリア軍を率いる・・・
エフラムを討て・・・
デュッセル現れる
【デュッセル】(右)
恐れながら陛下・・・
ルネスの民たちは
いかがなされるおつもりか。
ルネスは荒れ果て
賊どもが我がもの顔で横行を・・・
【ヴィガルド】
捨て置け・・・
デュッセル前に出る
【デュッセル】
しかし・・・
セライナ現れる
【セライナ】(最右)
デュッセル殿。
陛下の御前です。どうか・・・
【デュッセル】
・・・・・・
デュッセル消える
【ヴィガルド】
セライナ・・・
この帝都にて待機せよ。
お前には後ほど・・・
新たな命令を与える。
【セライナ】
はっ。
画面暗転
フォーカス・デュッセル
【デュッセル】(左)
お待ちください 陛下!
恐れながら このデュッセルに
お教えいただきたい!
【ヴィガルド】(右)
・・・・・・
・・・くどい。
【デュッセル】
大義ある戦争ならば
この命惜しみはしません!
ですが 私にはどうしても
納得できぬのです!
グラドの国益のため
ルネス領をということならばわかる!
ですが今ルネスは治める者もなく
混乱の極みにあると聞きます。
ではなんのために
この戦争を起こされたのです?
なにゆえ兵たちをいたずらに
死地へ追いやらねばならぬのです!
【ヴィガルド】
・・・デュッセル。
すべては 余が決める事。
お前ごときが口を挟むべき事ではない。

罰はいかようにでも。
しかしこれだけは申し上げたい!
陛下 どうかご再考ください!
このままではグラドは・・・!
【ヴィガルド】
デュッセル・・・
お前はフレリアへ向かえ。
フレリア軍を率いる・・・
エフラムを討て・・・
【デュッセル】
陛下!
【ヴィガルド】
聞こえなかったのか?

デュッセル・・・
お前はフレリアへ向かえ。
フレリア軍を率いる・・・
エフラムを討て・・・
【デュッセル】
・・・・・・
承知致しました・・・
デュッセル消える
【リオン】(最右)
・・・・・・
画面暗転
フォーカス・ゲブ
【グラド兵】(右)
ゲブ将軍!
要塞外部をうろついていた
フレリアの天馬騎士を捕らえました。
グラド兵が一旦消え、ターナと共に現れる
【ターナ】(右)
は 離しなさい!
乱暴はやめて。
【ゲブ】(左)
おおおぅ・・・
これはこれは
なんといい女ではないかぁ。
ぶふふ・・・
これは楽しみなことだよなぁ。
【ターナ】
わ わたしはエフラムを
助けにきたんだから。
へんなことしようとしたら
エフラムが許さないわ。
【ゲブ】
ぶふふぅ・・・気に入ったぞぉ。
牢に閉じ込めておけぇ。
わしが 一晩たっぷりと
取り調べてやるからなぁ。
ぶふふふふ・・・
【ターナ】
け けだもの!
画面暗転
【ゼト】(右)
あれがリグバルド要塞です。
長きに渡り グラド領を
守りつづけてきた不落の要塞。
過去 陥落はおろか内部への侵入さえ
許したことがないと聞きます。
【エフラム】(左)
だが あれを落とさねばグラドへの
攻撃は不可能だ。
ゼト お前ならどう見る?
この戦力で攻め切れると思うか?
【ゼト】
厳しい としか。
地の利は敵に
数の利もやはり敵にあります。
【エフラム】
だが 人の心はどうだ?
【ゼト】
グラド兵の士気は低調である と?
【エフラム】
ああ
グラド帝国の突然の侵攻で
今俺たちとグラドは戦争状態にある。
だがそれまでは同盟関係・・・いや
それ以上に親しい関係だったのだ。

いくら皇帝ヴィガルドが命じたところで
人の心まですぐに変えられるわけではない。

たとえば 帝国三騎【黒曜石】と呼ばれる
デュッセル将軍・・・
俺の槍は彼に教わったものだ。
もしデュッセルが
俺の知る彼のままなら・・・
彼はこのような戦争など望んではいない。
必ず俺の話を聞いてくれるはずだ。
【ゼト】
・・・・・・
【エフラム】
それに 皇子リオンは
俺の幼なじみだ。
あいつは気が弱いところがあるから 父である
皇帝を止められなかったのだろうが・・・
今頃この戦争に心を痛め
俺と同じように考えているはずだ。
【ゼト】
エフラム様・・・
【エフラム】
砦内の帝国兵の中にも
この戦を望んでいないものはいるはずだ。
迅速に突入し 玉座を制圧すれば
残りの者たちは降伏するのではないか。
【ゼト】
・・・楽観は禁物です。
ですが 正面から全軍に挑むよりは
遥かに良策かと考えます。
【エフラム】
エイリークは戦争を終わらせるため
ロストン聖教国へ向かっている。
俺も いつまでもここで
立ち止まっているわけにはいかない。
この要塞を突破し 帝都にいる
皇帝ヴィガルドを止めねばならない。
行くぞ!
画面暗転
フォーカス・グラド兵
【グラド兵】(吹き出しのみ)
敵襲! 敵襲!
フレリア軍です!

指揮官はルネス王子エフラム!
【グラド兵】
ルネスか・・・なんてこった。
俺の妹はルネスで旦那と
暮らしてたってのに・・・

いくら陛下の御命令とはいえ
なぜこんな戦争を・・・
【ゲブ】(吹き出しのみ)
・・・おぉい。
【グラド兵】

画面暗転
フォーカス・ゲブ
【ゲブ】(右)
聞いたぞぉ。
戦争を忌避する発言をしたなぁ?
貴様は反逆罪で火あぶりだ。
【グラド兵】(左)
で ですが!
今回の戦争にはデュッセル将軍も
反対されていると・・・!
【ゲブ】
デュッセルぅ?
貴様あの腰抜けの味方をするのか?
お前の指揮官は誰だ?
言ってみろ ん?
【グラド兵】
ゲ・・・ゲブ殿であります。
【ゲブ】
ふむ。ならばわかるなぁ?
誰に従うのが正しいのか。

わかったか無能ども?
わかったら黙って配置につけ。
貴様ら雑魚どもなんぞ
どうせ生きてたって価値などないのだぁ。
フォーカス・アメリア
【アメリア】(左)
ま 待って!
そんな言い方
ひどすぎるよ!
【ゲブ】(右)
なんだぁ貴様は?
名を名乗れ!
【アメリア】
あ あたしはアメリア・・・
本日づけでこの砦に
配属されました!
あたしたちはグラドの兵士です。
将軍の奴隷じゃありません!
ゲブ前に出る
【ゲブ】
ほう・・・
貴様 女かぁ?
新兵の分際で このわしに
意見するとは良い度胸だ。
軍の上下関係というものを じっくり
その身体に教えてやらねばならんなぁ?
アメリア後ろに下がる
【アメリア】
う・・・
グラド兵現れる
【グラド兵】(最右)
ゲブ様!
敵軍が接近中です!
【ゲブ】
うぬぅ 面倒な・・・
無能ども 配置につけぇ。
わしの玉座に敵を近づけるなぁ。

グラドにとって大切なのは
わしのような有能な将軍なのだぁ!
貴様ら雑魚などいくら失ったところで
誰も困りなどせんわ!
わしの手柄のために
戦って死ねばそれで良いのだぁ!
画面暗転
フォーカス・アメリア
【アメリア】(右)
あ あたしはグラド帝国民として
陛下や デュッセル将軍のために
がんばりたくて・・・
でも こんなの・・・
こんなの間違ってる!
【グラド兵】(左)
俺たち兵士は
しょせん お偉方の駒なのさ。
命令どおり戦って
命令どおり死ぬしかねえんだ・・・
さ 行くぞ。

開始後

ターナが牢に入れられる
フォーカス・ターナ
【ターナ】(右)
ああ わたしったら
なんて馬鹿なのかしら・・・
エフラムたちを助けにきたのに
また捕まっちゃうなんて・・・

あのグラド将軍 わたしのことを
いやらしい目でじろじろ見てたわ・・・
ああ お願いエフラム
はやく助けに来て・・・

エフラム→アメリア

【エフラム】(左)
お前もグラド軍の兵士・・・?
こんな幼い子供が・・・
【アメリア】(右)
こ 子供じゃない!
あたしはグラド軍の兵士!
お前たちフレリア軍を倒すんだ!
【エフラム】
そうか。
なら 覚悟はできているな。
【アメリア】
う・・・
【エフラム】
・・・そんな様子じゃ
槍もまともに握れないだろう。
俺はルネス王子エフラム。
とりあえずこちら側に投降してもらおうか。
【アメリア】
あ あたしをどうするつもり!
【エフラム】
落ち着いてくれ。
そちらに戦う気がなければ
別にどうするつもりもない。
【アメリア】
嘘! 噂では
ルネスのエフラム王子は・・・
女と見れば襲いかかるような
ケダモノだって・・・
【エフラム】
・・・・・・あのな。
とにかく お前に危害を加えるつもりはない。
怖ければ武器を捨ててどこかへ逃げろ。
だが・・・そうだな。
もしその気があるのなら 協力してくれ。
今のグラド帝国はおかしい・・・
少しでもそう感じているのならな。
エフラム消える
【アメリア】
・・・・・・
あ あたしは・・・

フランツ→アメリア

【フランツ】(左)
君は・・・女の子?
【アメリア】(右)
! 馬鹿にするな!
あたしはグラド帝国軍の兵士だぞ!
フレリア軍め 覚悟!
【フランツ】
ち ちょっと待っ・・・
アメリア一瞬消える
【アメリア】(右)
あぅっ・・・
【フランツ】
だ 大丈夫?
そんな構えをしてたら
転ぶのも無理ないよ。
ほら 起き上がれる?
【アメリア】
う うるさぁい!
【フランツ】
ひざ 怪我してない?
わかるよ。
僕も見習いの時はそうだったから。
といっても 今も
あんまり変わらないけどね。
【アメリア】
・・・・・・
【フランツ】
僕はルネス騎士のフランツ。
君は?
【アメリア】
ア アメリア。
【フランツ】
アメリア できたら
投降してくれないかな。
勝手なことをと
思うかもしれないけど・・・
僕は 君と戦いたくない。
【アメリア】
・・・・・・
【フランツ】
君も本当は こんな戦い
望んでないんじゃないかな?
【アメリア】
あたしは・・・
で でも・・・
エフラム王子は敵国の女性をつかまえて
無理やり後宮に入れてしまうって・・・
あたしが降伏したら
エフラム王子に襲われたりしない?
【フランツ】
し しないよそんなこと。
エフラム王子は
そんな人じゃない・・・はずだよ。
【アメリア】
はず・・・?
【フランツ】
だ 大丈夫!
僕が保証するから。
【アメリア】
・・・わ わかった。
あたし
フランツさんを信じてみる。

エフラム→ターナ

【エフラム】(左)
ターナ!?
どうして君がこんなところにいる?
【ターナ】(右)
わたし エフラムを助けたくて
王宮を飛び出してきたの。
でも エフラムを探してたら
グラド兵に見つかってしまって・・・
【エフラム】
そうか・・・
ともかく無事で良かった。
ターナ 君はすぐに
フレリア王宮へ戻れ。
ヘイデン王が
心配しておられるはずだ。
【ターナ】
いや!
わたしはエフラムを助けるんだもの。
【エフラム】
今 逆の立場になってるのにか?
【ターナ】
そ それは・・・そうだけど。
で でもわたしは
エフラムのことが心配なの・・・
【エフラム】
・・・わかった。
そんな泣きそうな目をしないでくれ。
君がそこまで言ってくれるのなら
俺たちと一緒に来て欲しい。
だが 決して無理はしないでくれ。
約束だぞ?
【ターナ】
エフラム・・・ありがとう。
やっぱり エフラムならわたしの気持ちを
わかってくれると信じてたわ。

ゲブ初戦時

【ゲブ】
な なんだとぉ・・・?
くそぉ 無能どもは
何をしておるのだぁ!
対アメリア
【ゲブ】
き きさまぁ・・・
さっきの新兵だなぁ?
このわしを裏切って
タダですむと
思っておるのかぁ?
【アメリア】
そ そんな脅しになんか
もう負けない・・・
あたしは
あなたの道具じゃない!

ゲブ撃破時

【ゲブ】
ば 馬鹿なぁ・・・

クリア後

【ゼト】(右)
エフラム様 残った敵兵は降伏しました。
【エフラム】(左)
隊長格を一人 連れて来てくれ。
聞きたいことがある。
グラド兵が連れて来られる
【グラド兵】(右)
・・・・・・
【エフラム】(左)
質問するだけだ。
答えたくなければ無言でいろ。
だがもしこの戦争を終わらせたいのなら・・・
俺に協力してくれ。
【グラド兵】
・・・・・・
・・・何が知りたい?
【エフラム】
グラド帝国はなぜルネスを侵略した?
【グラド兵】
・・・わからない。
今回の戦は 陛下の御命令で
始まったものだ。
陛下が何をお考えかなど
俺たち下の者にはわからない。
【エフラム】
では
デュッセル将軍は今どこにいる?
【グラド兵】
帝都だ。デュッセル将軍はこの戦争に
当初から反対しておられた。
連日 陛下に献言しておられるが・・・
陛下が心動かされた様子はない。
それどころか忠誠心を疑われ・・・
将軍ご自身の立場が
危うくなっていると聞く。
【エフラム】
そうか・・・
やはりデュッセルは・・・
俺の師であった彼のままなのだな。

ではリオン皇子は?
あいつは今どこにいるんだ?
なぜ父親の・・・皇帝ヴィガルドの
暴挙を止めようとしない?
【グラド兵】
・・・・・・

噂では・・・
この戦を陛下に進言したのは
他ならぬリオン皇子だと・・・
【エフラム】
何・・・だと・・・?

何を言っている!
俺はリオンを知ってる。
あいつは誰より争いが嫌いだった。
あいつがそんな真似を
するはずがない!
グラド兵消え、ゼト現れる
【ゼト】(右)
エフラム様 どうか冷静に。
【エフラム】
・・・すまん。
画面暗転
【エフラム】(左)
この砦と捕虜達は
フレリアの正規軍に任せる。
ゼト 俺はこのまま
グラド領内を進むつもりだ。

いずれデュッセルやリオンとも
対面することになるだろう。
そこで二人から詳しい話を聞き
力を合わせて皇帝ヴィガルドを止める。
【ゼト】(右)
承知致しました。
ですがエフラム様
デュッセル将軍 リオン皇子が
グラド帝国の人間であることは事実。
もし戦闘が
不可避であった場合は・・・
【エフラム】
そんなことはありえない。
デュッセルは俺の師だ。
彼がどんな人物か俺はよく知ってる。
リオンは俺の幼なじみだ。
俺と妹とあいつは 昔から友達なんだ。
【ゼト】
・・・・・・
【エフラム】
だが もし・・・

もし万が一
戦わねばならないとしたら
俺はためらわない。
たとえ誰が相手であろうと
倒さねばならない敵は倒す。

それでいいな ゼト?
【ゼト】
はっ・・・
ご無礼はお詫びいたします。
ですが国王陛下亡き今
ルネスの王はエフラム様
あなたをおいて他にありません。
どうか情に流され
大局を見失うことのないよう・・・
【エフラム】
わかっている。
俺の決断は
もう俺一人のものじゃない。
この戦争を終わらせ
エイリークと共にルネスを再興させる。
それが 俺の使命だ。
画面暗転
【エフラム】(左)
ミルラ。
【ミルラ】(右)
なんですか?
【エフラム】
お前はフレリアに戻れ。
ここから先
お前を連れてはいけない。
【ミルラ】
え・・・?
いやです。
私はエフラムといます・・・
【エフラム】
だめだ ミルラ。
ここから先はグラド領内だ。
どこから襲撃が来るかわからない。
これ以上は
お前を守ってやることができないんだ。
【ミルラ】
あっちから 気配がします。
なくした竜石の気配・・・
それから・・・
まがまがしい邪悪な瘴気・・・

それを放ったままでは
帰れません・・・
【エフラム】
だが・・・
【ミルラ】
お願いです エフラム。
【エフラム】
・・・わかった。
お前にはかなわないな。
そんな目をされると
エイリークを思い出す。

そのかわり 勝手に
俺の傍を離れるなよ。
【ミルラ】
はい 離れません・・・
画面暗転
グラド城
フォーカス・城門
画面暗転
セライナがやってくる
フォーカス・ヴィガルド
【ヴィガルド】(左)
セライナよ。
では・・・
お前に命令を与える。
【セライナ】(右)
はっ 何なりとお命じください。
陛下の御為とあれば
このセライナ・・・
【ヴィガルド】
デュッセルはベスロンへ向かった。
お前も兵を率い 後を追え・・・
【セライナ】
はっ。では現地にて
デュッセル殿を補佐いたします。
【ヴィガルド】
そうでは・・・ない。
お前は
デュッセルを討て。
【セライナ】
な・・・・・・
【ヴィガルド】
デュッセルは裏切り者だ・・・
あの男はルネスと通じ
我が国を捨てた・・・
逆賊には・・・
裁きを下さねばならん。
【セライナ】
で・・・ですが!
あのデュッセル殿が
裏切るなど そのような!
何かの間違いでは・・・
【ヴィガルド】
・・・・・・
【セライナ】
いえ・・・陛下のお言葉に間違いなど
あろうはずがありません。
ですが・・・ですが・・・
【ヴィガルド】
セライナ。
お前に命令を与える。
お前は
デュッセルを討て。
【セライナ】
・・・・・・
・・・陛下。
どうか一つだけ
質問をお許しください。
【ヴィガルド】
・・・・・・
【セライナ】
かつて私が
将軍の位を賜った時・・・
陛下は・・・
私に言ってくださいました。
我ら帝国の将は
国を侵すための刃ではなく
民を守るための盾なのだと。
我々の力は
民たちのためにあるのだと。
私は そのお言葉を
片時も忘れたことはありません。
私は陛下のお心を胸に
任務を果たして参りました。
陛下。
今でもそのお気持ちは・・・
【ヴィガルド】
行け・・・
ヴィガルド消える
【セライナ】
・・・・・・
謹んで 拝命いたします。
陛下・・・

私は帝国の将。
私は陛下の臣。
私は帝国将軍
【蛍石】のセライナ・・・