Contents
アメリア&デュッセル C
- 【アメリア】(右)
-
あっ、デュッセル将軍!▼
- 【デュッセル】(左)
-
おお、アメリアか。▼
- 【アメリア】
-
はい!▼
デュッセル将軍は、
さすがにご無事ですね。▼
こんな激戦なのに、
あまり疲れたご様子もなく・・・▼
やっぱり凄いなぁ。▼
あたしなんて、
生き残るのに精一杯です。▼
- 【デュッセル】
-
・・・・・・▼
- 【アメリア】
-
?
デュッセル将軍?▼
どうかしましたか?▼
- 【デュッセル】
-
あ、ああ、すまぬ。
その・・・▼
わしは、お前を初めて見た時から、
お前の顔に・・・▼
どこか見覚えがあるのだが・・・▼
- 【アメリア】
-
えっ? そうなんですか?▼
それは、あたしがグラド軍に入隊する前から
知っている・・・って事なんですか?▼
- 【デュッセル】
-
うむ・・・しかし、思い出せん・・・
齢を重ねると、いかんな・・・▼
- 【アメリア】
-
そんな!▼
デュッセル将軍は、
今でも十分に若いと思います!▼
- 【デュッセル】
-
おいおい、
こんな老兵をつかまえて何を言う。▼
- 【アメリア】
-
でも、現に若い騎士達でも、未だデュッセル
将軍にかなう方なんて、そうそういないし、▼
あのっ・・・▼
- 【デュッセル】
-
ははは・・・お前にそのような気を使って
もらうには、確かにまだ早いな。▼
- 【アメリア】
-
あ・・・う・・・
すいません。▼
- 【デュッセル】
-
いやいや、謝らんで良い。
お前といると不思議と気が和らぐ。▼
きっとこの軍の他の者達も
少なからずそう思っておるだろう。▼
厳しい戦いだが、
やられるでないぞ、アメリア。▼
わしの近くにいる時は、
わしもお前の方を気にかけよう。▼
至らぬ部分は補助してやる。
心置きなく戦うがいい。▼
- 【アメリア】
-
あ、は・・・はいっ!
ありがとうございます。▼
デュッセル将軍と共に戦えるなんて、
とても光栄です。▼
では、あたし、そろそろ行きます。▼
- 【デュッセル】
-
うむ!
- アメリア消える(台詞は継続)
- 【デュッセル】
-
・・・・・・▼
しかし・・・どうも思い出せぬ・・・
一体、どこで・・・▼
アメリア&デュッセル B
- 【デュッセル】(右)
-
アメリア。▼
- 【アメリア】(左)
-
あ、デュッセル将軍。▼
- 【デュッセル】
-
かなり槍の扱いにも慣れたようだな。▼
- 【アメリア】
-
あ・・・はい!
ありがとうございます。▼
- 【デュッセル】
-
お前が武器に槍を選んだのは正解だ。
それはお前の身の丈や間合いの狭さを補い、▼
剣よりも力強い一撃を可能にする。
武器にはそれぞれ特性があり、▼
一般的には剣は斧に強く、斧は槍に強く、
槍は剣に強いとされているが・・・▼
- 【アメリア】
-
ええっと確か、武器の相性・・・
っていうものですよね?▼
- 【デュッセル】
-
そうだ。しかし、お前は見たところ、
槍に対するスジがなかなかに良い。▼
訓練すればまだまだ腕を上げ、
強くなるであろう。▼
- 【アメリア】
-
本当ですか?
あはっ、なんだか少し嬉しいです。▼
- 【デュッセル】
-
うむ。
そもそも槍は奥が深い・・・▼
しかし、その基本は
驚くほど単純な、三つの動作から成っている。▼
右回し、左回し、そして突きだ。▼
- 【アメリア】
-
右回しと左回しと、突き・・・ですか?▼
- 【デュッセル】
-
そうだ。
だが聞け、アメリア。▼
- 【アメリア】
-
は、はい!▼
- 【デュッセル】
-
基本こそ奥義なのだ。▼
最強であり、
最重要であるが故に基本なのだ。▼
訓練をする時は、
それを念頭に置き励むがいい。▼
槍は素晴らしい武器だ。▼
- 【アメリア】
-
はい!▼
- 【デュッセル】
-
・・・まぁ、無論その他の武器にも
良いところは沢山あるのだがな。▼
扱い易さと汎用性においては剣が、
破壊力においては、やはり斧が秀でている。▼
それぞれどの武具を扱おうとも、
それを極めたならば、▼
他を圧倒する力を得るのだ。▼
それこそ、武器の相性などと言う
垣根さえも超えてな。▼
まずは一つの武器を
自在に操れるようになるがいい。▼
それから、
徐々に扱える武器を増やしてゆき、▼
そして、最終的に
あらゆる武器を会得すれば良い。▼
このわしのようにな。▼
それが、武に通ずるという事だ。▼
他の武器についても説明してやりたい所だが、
その講釈はまた別の機会にでもしよう。▼
- 【アメリア】
-
・・・うわぁ・・・▼
デュッセル将軍って、
武器の事にお詳しいんですね。▼
あたし、思わず聞き入ってしまいました。
よぉし・・・▼
- 【デュッセル】
-
どうしたのだ? 慌てて。▼
- 【アメリア】
-
今教えて頂いた事を、
さっそく試してみようかと思ったんです。▼
基本の、右回し、左回し、突き、ですよね?▼
- 【デュッセル】
-
うむ、そうだ。
しかし・・・▼
さっそくとは感心ではあるが、
何か急ぐ理由でもあるのか?▼
- 【アメリア】
-
あ、あの、その・・・▼
ルネスの騎士の方で・・・
負けたくない人がいるんです。▼
- 【デュッセル】
-
ほう。▼
- 【アメリア】
-
別に戦う訳じゃないし、
勝ちたいって思ってる訳でもないけど・・・▼
何だかお互いに意識しあって、
一緒に成長していけるような・・・▼
そんな気がするんです。▼
- 【デュッセル】
-
うむ。そのような思いは、
良い心がけだな。▼
励むがいい。▼
- 【アメリア】
-
はい!▼
・・・あ、あのっ、それじゃああたし、
訓練する所はその・・・▼
見られていると、最初は恥ずかしいので、
あっちの方で練習してきますね。▼
また、上手くなったら見てください。▼
- 【デュッセル】
-
うむ、承知した。▼
- 【アメリア】
-
それじゃあ、失礼します!▼
- アメリア消える
- 【デュッセル】
-
ふふ・・・元気なやつだ。
一緒にいるこちらまで元気にさせよる。▼
今はまだ幼さが抜けんが、
将来は気立ての良い美人になるだろう。▼
・・・しかし、あの顔・・・一体どこで・・・
・・・・・・▼
!!
はっ・・・そうか・・・▼
思い出した・・・思い出したぞ!
あれは確か・・・▼
アメリア、アメリア!
お前は・・・▼
アメリア&デュッセル A
- 【デュッセル】(右)
-
アメリア! ここにいたか。▼
- 【アメリア】(左)
-
あっ、デュッセル将軍。▼
- 【デュッセル】
-
お前を探しておったのだ。
やっと見つけたぞ。▼
- 【アメリア】
-
あ、あの、どうされたんですか?
そんなに急がれたご様子で・・・▼
- 【デュッセル】
-
うむ、お前に尋ねたい事がある・・・
いや、告げたい事があるというべきか。▼
- 【アメリア】
-
は、はい。
何でしょうか?▼
- 【デュッセル】
-
思い出したのだ。
以前、わしはお前に、▼
『おぬしの顔にどこか見覚えがある』
と言ったであろう?▼
- 【アメリア】
-
あっ、はい。▼
- 【デュッセル】
-
思い出したのだ。▼
- 【アメリア】
-
えっ、そうなんですか?▼
あはっ、気になります。
教えて下さい。▼
- 【デュッセル】
-
・・・・・・
アメリア。お前の母の名はなんという?▼
- 【アメリア】
-
!
・・・・・・▼
・・・母は・・・▼
- 【デュッセル】
-
・・・・・・▼
- 【アメリア】
-
母の名は・・・
ミリアーナ・・・です。▼
- 【デュッセル】
-
母はどうした?▼
- 【アメリア】
-
母はあたしが幼い頃に・・・
山賊に・・・連れて行かれました。▼
その時、すでに父はいなかったので・・・
あたし・・・うっ・・・▼
す、すいません・・・
・・・・・・▼
あたしは、たった一人に・・・
なって・・・しまいました・・・▼
・・・・・・▼
- 【デュッセル】
-
・・・・・・
やはり・・・▼
安心するがいい、アメリア。
お前の母は無事だ。▼
- 【アメリア】
-
!!▼
- 【デュッセル】
-
もう数年も前の事になる。▼
わしがグラドの辺境を
警備に回ったときだ。▼
偶然にもその出先で遭遇した
山賊を制した我々は、▼
その際、
一人の女性を救出した。▼
どうやらその女性はどこかの村から
さらわれてきたらしいのだが、▼
よほどのショックからか
かなり心を乱しており、▼
誠に気の毒な事だが、過去の自分の
様々な記憶を、忘れてしまっていたのだ。▼
しかも、もともと体が弱かったらしく、
歩く事もままならない状態だった。▼
わしはそれをふびんに思い、彼女を一人、
穏やかな村へと移し住まわせ、療養させた。▼
それから数年の後、
彼女の病気も幾分か良くなり、▼
それと共に徐々に
色々な記憶も戻り、▼
近年、彼女に生き別れの
娘がいる事が分かったのだ。▼
わしは、軍務の合間をぬい、
女性が昔住んでいたという村を訪ねたが、▼
すでにその娘は一人、
村を出た後じゃった。▼
娘の手がかりは他に無く、
わしも半ば諦めかけていた。▼
だが・・・今、まさに・・・▼
- アメリア前に出る
- 【アメリア】
-
ま、まさか・・・!
そ・・・その、女性は・・・▼
- 【デュッセル】
-
そう、彼女の名前はミリアーナ・・・
アメリア、お前の母親だ。▼
- 【アメリア】
-
!!
ほ・・・・・・ほんとう・・・に・・・?▼
- 【デュッセル】
-
ああ、本当だ。
お前には、ミリアーナの面影がある。▼
間違いないだろう。
良かったな、アメリア。▼
- 【アメリア】
-
あ・・・お母さん・・・▼
うっ・・・
良かった・・・良かった・・・▼
- 【デュッセル】
-
うむ・・・▼
- 【アメリア】
-
うっ・・・うぁ・・・
うっうっ・・・うわぁああっっっ・・・!!▼
- 【デュッセル】
-
・・・アメリア・・・▼
- 【アメリア】
-
うっ・・・
ありが・・・ござ・・・いま・・・▼
うっ・・・ありが・・・とう・・・
うっ・・・・・・▼
- 【デュッセル】
-
うむ・・・良かったの、
アメリア・・・▼
ふふ・・・
いかんな。▼
齢を重ねると、
涙腺までゆるくなりよる・・・▼
ふ・・・ふふ・・・▼