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支援会話集/ナターシャ&ノール

ナターシャ&ノール C

【ナターシャ】(左)
ノール殿・・・・
【ノール】(右)
あなたは、神殿の・・・
確かナターシャ殿でしたか。
【ナターシャ】
はい。何度か
グラド帝都でお見かけしましたが・・・
こうしてお話しするのは、
初めてですね。
【ノール】
我々闇魔道士と、あなた方は
あまり仲が良くなかったですからね。
闇魔道士など
邪悪な魔物と同じく得体の知れぬ輩・・・
そう映ったとしても、
不思議はありません。
【ナターシャ】
そのようなことは・・・
ですが、お互いに先入観を持ってしまって
いたことは事実かもしれません・・・
ノール殿、あなたに
お尋ねしたいことがあります。
【ノール】
聖石と・・・リオン様のことですね。
【ナターシャ】
はい・・・
司祭様は・・・【聖石】に迫る危険を
伝えようとして亡くなられました。
ヴィガルド陛下が・・・そしてリオン皇子が
何をしようとされていたのか。
私は真実を知りたいのです。
【ノール】
真実など・・・人の数だけあるものです。
あなたはあなたが安心できる
真実を選びとればいいのではないでしょうか。
【ナターシャ】
・・・・・・
【ノール】
あなたの師である司祭様の目には、
我々闇魔道士こそ悪と映っていたようです。
【聖石】を使った魔道研究など、
聖なるものへの冒涜と映ったのでしょう。
あの方は闇魔道を忌み嫌って
おられたようですから。
【ナターシャ】
そんな・・・
ナターシャ前に出る
【ナターシャ】
司祭様は
そのような方ではありません!
それに闇魔道の研究によって、不幸な争いが
起きてしまったのは事実ではないですか・・・!
【ノール】
・・・・・・
【ナターシャ】
・・・・・・
【ノール】
・・・そうですね。
その通りです。
あなた方の信仰とは神を・・・
目に見えぬ何かを信じること。
対して我らの闇魔道とは、
この世界のすべてを疑うことです。
私たちとあなた方は、もともと
相容れぬものなのでしょう。
【ナターシャ】
・・・・・・

ナターシャ&ノール B

【ノール】(右)
・・・我々の研究は、
みじめな失敗に終わりました。
グラドの聖石は破壊され・・・
リオン様は変わられた。
それが、この悲劇を招いた・・・
おそらくそれが事実でしょう。
我々闇魔道士たちが
災いを引き起こしてしまったのです。
【ナターシャ】(左)
なぜそのようなことを・・・
【聖石】の力を使ってまで、あなた方は
一体何をしようとしていたのですか?
【ノール】
リオン様と我々は・・・
ただ、人を救いたかったのです。
【ナターシャ】
人を・・・?
【ノール】
かつて失われた闇魔道の一つに
時の垣間と呼ばれるものがあります。
その術を用いれば
時は歪み、因果は形を失う。
【ナターシャ】
・・・・・・
【ノール】
勿論、今の我々の魔道では
そのような真似はできませんが・・・
その一部だけでも利用できないかと、
リオン様は考えられたのです。
時を・・・未来を予見することで、
人々を救えないかと
【ナターシャ】
未来を・・・予見?
【ノール】
我々は歳月をかけて研究を重ね、
それを確かなものとしました。
それが大きな災いであればあるほど、
未来に与える影響は大きく・・・
予知することは容易になる。

天災が起こる前に、人々を避難させれば、
何万という人々の命が助かる。
未来を知ることで、
人を救うことができるのです。
【ナターシャ】
ですが・・・
そのようなことは、
冒涜ではないでしょうか?
神ならぬ身の私たちが、
未来を変えてしまうなんて・・・
【ノール】
では、何もせずにいた方がよいと
おっしゃるのですか?
予知することで救える人々を、
黙って死なせろと?
【ナターシャ】
それは・・・
【ノール】
・・・失礼しました。
リオン様も、あなたと同じ事を思い、
ずいぶん悩まれていました。
ですがリオン様と我々は
研究を続けた。
そうすることがグラドの民たちの
ためになると信じていたからです。
【ナターシャ】
・・・・・・
【ノール】
我々は民のために・・・いえ、
私は民のために役立ったと、
認められたかったのかもしれません。
あなた方のような
清らかな神の信徒とは正反対に・・・
我々闇魔道士は、
人に快く思われぬものです。
魔物や魔王の使う魔道であるとの
先入観も、根強く残っています。
リオン様はそれを変えようと
なさったのです。
我々もまた、人々を救うことが
できると示したかったのです。
【ナターシャ】
リオン様が・・・
そのような・・・
【ノール】
リオン様と我々は魔道研究によって
南海に起きる嵐を予知し、
港から船を出すことを禁じました。
人々から不満は起きましたが、
やはり予知のとおりに海は荒れ・・・
結果として
我々は大勢の民を救いました。
たとえ皆に認められなくても、
救うことができればそれでいいと。
リオン様はそう仰っておられました。
【ナターシャ】
・・・・・・
【ノール】
ですが・・・
すべては水泡に帰しました。
今はただ、リオン様の無念を
思うだけです。

ナターシャ&ノール A

【ナターシャ】(左)
ノール殿・・・
【ノール】(右)
・・・まだ、何か?
私が知ることはすべて話しました。
【ナターシャ】
待って下さい!
予知は確かなものとなったと・・・
あなたはそう仰られましたね。
それが大きな災いであるほど、
予知することはたやすいのだと・・・
ではリオン様やあなた方は・・・
その大きな災いを
予知されたのではないですか?
【ノール】
・・・・・・
【ナターシャ】
もしやその天災とは、
これから起こるのではありませんか?
そして・・・
もしかしたらリオン様は・・・
その災いを防ぐために
【聖石】の研究を重ねられていたのでは?
【ノール】
・・・それを知って
どうしようというのですか?
未来を知ることは、
神への冒涜だったのではありませんか?
【ナターシャ】
・・・私にはわかりません。
司祭様がここにいらっしゃれば、
私に道をお示し下さったでしょう。
ですが、私は未熟です。
いつも迷ってばかりです・・・
【ノール】
・・・・・・
【ナターシャ】
ですが、私も人々を救いたいのです。
ここで私が知らずにいることで、
もし人々を救うすべが失われたとしたら、
それは何より耐えがたい過ちです。
ですからどうか、ノール殿・・・
【ノール】
・・・今から数年以内に、
グラドの大地に大きな災いが降ります。
【ナターシャ】
え・・・?
【ノール】
大陸の南半分・・・
グラド領の大地は大きく揺らぎ、
大地が裂け、建物は崩れ、
大波がすべてを押し流します。
生き残れる者はごくわずかでしょう。
【ナターシャ】
そんな・・・そんなことが・・・
【ノール】
あなたはグラドを離れるべきです。
できるだけ北へ逃げれば、
災厄を免れることができるでしょう。
【ナターシャ】
いいえ・・・
それはできません。
その予知が現実のものとなった時・・・
人々には助けが必要になります。
私が残ることで、皆さんを少しでも
助けられるのでしたら・・・
【ノール】
・・・そのためにみずから、
死を選ぶというのですか?
【ナターシャ】
・・・それでも、悔いはありません。
お教えいただいてありがとうございます、
ノール殿。
あなたの言葉を無駄にはしません。
【ノール】
・・・・・・
あなた方、神に仕える者たちは
いつもそうなのですね。
他者のために、平気で
みずからをなげうつことができる。
我々闇魔道士は
あなた方のようにはなれません。
ですが・・・今度だけは、
私にも協力させてもらえませんか。
【ナターシャ】
ノール殿・・・?
【ノール】
リオン様の理想を叶えるために・・・
私も逃げることはできないのです。
私にどれほどのことができるかは
わかりませんが・・・
我々もまた、人々を救いたいのです。
【ナターシャ】
ノール殿・・・
はい・・・お互いのもてる力を
分け合いましょう。
同じ一つの望みのために・・・