ギィ&ラス C
- 【ギィ】(右)
-
ここって・・・
どこだ?▼
雇い主に言われた命令
聞かなきゃいけないのに、▼
参ったなぁ。このまま
味方と合流できなかったら・・・▼
ああ、腹減ったなあ・・・▼
- ラス現れる
- 【ラス】(左)
-
・・・・・・▼
- 【ギィ】
-
うわっ!▼
あれ、あんた・・・
もしかして草原の民?▼
- 【ラス】
-
・・・・・・▼
お前、名は?▼
- 【ギィ】
-
クトラ族の
戦士ギィだ!▼
- 【ラス】
-
クトラの・・・?▼
- 【ギィ】
-
そうだ!
サカの三大部族の一つ、▼
【灰色の狼】ダヤン様が
率いるクトラ族だ!▼
- 【ラス】
-
・・・俺はラス。▼
- 【ギィ】
-
ラス?▼
なあラス・・・あんたって
まさかクトラ族じゃないよな?▼
- 【ラス】
-
・・・・・・▼
- 【ギィ】
-
族長の息子にも、
ラスって名前の人がいるんだ。▼
おれが小さい時に部族を出たから、
顔はよく知らないけど・・・▼
- 【ラス】
-
・・・来い。▼
- 【ギィ】
-
え?▼
- 【ラス】
-
迷ったのだろう。▼
・・・ついて来い。▼
- 【ギィ】
-
た、助けてくれるのか?▼
本当に? タダで?▼
- 【ラス】
-
同族を見捨てはしない。▼
- 【ギィ】
-
タ、タダで親切に
してくれるなんて・・・▼
あ、あんた
すごくいいやつなんだな!▼
おれ、サカの民で
ほんとによかった・・・▼
なあラス、
この恩は絶対返すからな!▼
- 【ラス】
-
・・・・・・▼
ギィ&ラス B
- 【ギィ】(右)
-
なあ、ラス。▼
- 【ラス】(左)
-
・・・・・・▼
- 【ギィ】
-
なあ、ラスってば!▼
- 【ラス】
-
・・・聞いている。▼
なんだ?▼
- 【ギィ】
-
あのリン様って、
サカの民じゃないのか?▼
なんか、あの人の着てる服とか
もろそうだし。▼
まとってる風も・・・
おれたちと似てないか?▼
- 【ラス】
-
・・・そうだ。▼
ロルカの族長の娘、
リンだ。▼
- 【ギィ】
-
ロルカ族・・・?
おれ、聞いたことないな。▼
けど、なんでそれが
リキア貴族なんかに?▼
- 【ラス】
-
・・・・・・▼
- 【ギィ】
-
なんだよ。 ラスは一年前、
あの人と旅してたんだろ?▼
そういうこと、
何も知らないのか?▼
- 【ラス】
-
・・・リンは同族だ。▼
素性を知って、
それが変わるわけではない。▼
- 【ギィ】
-
・・・そうか。
そうだよな。▼
命を張って同族を守るのが、
サカの戦士だもんな。▼
- 【ラス】
-
お前は・・・?▼
- 【ギィ】
-
え?▼
- 【ラス】
-
お前はなぜ・・・
部族を出た?▼
- 【ギィ】
-
おれは
サカ一の剣士になるんだ!▼
おれ、弓はへたくそで
狩りもロクにできなかったけど・・・▼
剣はすじがいいって
族長が言ってくれたんだ。▼
- 【ラス】
-
・・・・・・▼
- 【ギィ】
-
だから、修行して
もっと強くなるんだ。▼
族長や、母さんたちを
おれの剣で守るんだ。▼
- 【ラス】
-
・・・そうか。▼
ギィ&ラス A
- 【ギィ】(右)
-
ラス!▼
なあ、ラス!
近くにいるんだろ?▼
- ラス現れる
- 【ラス】(左)
-
・・・何か用か。▼
- 【ギィ】
-
やっぱり、いた。▼
あんたの言ったこと、
本当だったんだな。▼
同族は見捨てない、って。▼
今までだって、おれが危ない時
影で助けてくれたろ?▼
- 【ラス】
-
用がなければ・・・行く。▼
- 【ギィ】
-
ま、待てって!▼
なあ、おれもあんたと一緒に
戦わせてくれ!▼
- 【ラス】
-
・・・・・・▼
- 【ギィ】
-
おれ、あんたに借り
返してないだろ。▼
それに俺だって、同族を
助ける役目がある。▼
- 【ラス】
-
・・・・・・▼
- 【ギィ】
-
お、おれだってサカの戦士だ。▼
あんたを助けることだってできる。▼
- 【ラス】
-
・・・そうだな。
お前は戦士だ。▼
わかった。そうしよう・・・▼
- 【ギィ】
-
よし!
見てろよ、ラス。▼
おれがサカの戦士だってところ、
見せてやるからな!▼
- 【ラス】
-
・・・行くぞ。▼
遅れるな。▼
- ラス消える
- 【ギィ】
-
ち、ちょっと待てって!▼
おれ歩きなんだから、
ちょっとは手加減してくれたって・・・▼
ラス!
待ってくれってばーっ!▼