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会話集/第2部 13章 氷の大地

ワールドマップ

それはまさに、想像をこえた
道のりだった。

5000メートル・・・
いや、それ以上はゆうに
上っただろう。

雲を眼下に見下ろし、
凍てついた山肌を上る。

息苦しい・・・
めまいがする・・・
彼らの体力も、もはや限界に
近づいていた。

オープニング

【マルス】
チェイニー
ずいぶん のぼってきたけれど
まだなのか
さむいし・・・それに息が
苦しくって・・・
【チェイニー】
もう少しさ
ホラ あそこに見えてるだろ
あれが ガトーがいる
氷竜神殿だよ
【マルス】
でも おどろいたな チキが
神竜王の娘だなんて
それに ガトー様やきみまでが
神竜族だとは
【チェイニー】
ああ・・・
地竜族との戦いで竜石を
使いすぎたために
神竜族もほとんど死に絶えた
ナーガのほかに
生き残ったのはガトーとおれ
そして 生まれたばかりの
チキだった
そして おれとガトーは
戦いの後 竜石をすてた
だから もう二度と
竜に戻れない
まあそれでも 人間にはない
知識や 能力は
持ってるけどね
ガトーはナーガのいいつけを
守って人間のために
はたらいてる だけどおれには
かんけいないことさ
おれは 人間が好きになれない
力を失った 竜族を
マムクートとさげすみ
むしけらのように あつかう
おれは メディウス達が人間を
にくむ気持ちも わかるんだ
地竜の王族だったメディウスは
部族に逆らって ただ一人
マムクートになった
そしてナーガに命じられて
竜の祭壇を守っていた
だが おとなしかった人間が
やがて力をつけて
おうぼうになり
おとなしく暮らす竜人族にまで
危害を加えはじめると
人間のうらぎりに激怒して
ドルーアの地にマムクートを
集め
竜人族の王国をつくって
人間征服の戦いを始めたんだ
ガトーは人間を助けるために
アンリにファルシオンを与え
カダインに学院をつくって
魔道まで教えた
だが おれは見てただけさ
どちらが勝とうと おれには
かんけいないからな
【マルス】
でも それならどうして
ぼくを 助けてくれるの?
ぼくも 人間なのに・・・
【チェイニー】
お前は 他の奴とはちがうよ
それに なんか見てると
あぶなっかしいからな・・・
【マルス】
うん・・・
ありがとう チェイニー
【チェイニー】
ば・・ばかだな
礼なんかいいよ てれるだろ
とにかく 神殿へ行こう
でも 氷竜には気をつけな
奴らは けものと同じだけど
本能的に 神殿を
守ろうとしてるんだ
あわれな奴らさ・・・

クリア後

【マルス】
ねえ チェイニー
ガトー様は
教えてくださらなかったけど
五つのオーブは
よほど 大切な物らしいね
チェイニーは 知ってるの?
【チェイニー】
ガトーは おまえがショックを
うけるのをおそれて
言わなかったのさ
オレが話してやるよ
でも 後からきかなきゃよかった
なんて 言うなよな
オーブは
地竜封印のための盾・・
つまり 封印の盾 に
うめこんであったものさ
神竜族に 古くから伝わる
聖玉で それぞれに特殊な力が
秘められている
もっとわかりやすく言うと
盾そのものは ただの台座で
五つの聖玉が封印の力を
生み出していると言うわけさ
だから聖玉が一つでもかけると
封印は破られてしまう
【マルス】
ふーん そうなのか
でもそれなら なぜオーブが
ばらばらに あるんだ?
【チェイニー】
盾が壊されたからさ
ラーマン神殿に祭ってあった
封印の盾が 何者かに奪われ
壊されたらしい・・・
【マルス】
それは いつごろのこと?
【チェイニー】
600年くらい前だと思う
ガトーは 盾をとり戻すため
長い間 さがし歩いた
なんとか 五つの聖玉は
集めたけど 盾は結局
見つからなかったらしい
だけどせっかく集めた
五つの聖玉も 前の戦争で
ラーマン神殿が荒らされて
また 散らばってしまった
【マルス】
そうか・・・
それでガトー様は
失われた聖玉・・オーブを
さがしておられたのか
【チェイニー】
そうだ 星と光と大地・・・
そして闇と命のオーブがある
光は ガトーが持ってるけど
星は くだけたし
闇は ガーネフからハーディンに
移ったようだ
【マルス】
大地のオーブは
アリティアにあるから
後は 命のオーブだね
【チェイニー】
ああ・・まあいいや
とにかく神殿の中に入ろう
オレも つぎからは
手伝ってやるよ
さあ 行こうぜ!