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会話集/第2部 10章 魔道士二人

ワールドマップ

カダインは自由都市である。
他の国の支配を受けない、
独立した都市国家である。

最高司祭の下に
数名の高司祭があり、
彼らの合議によって
都市の運営がなされていた。

だが先の戦いでは、最高司祭
ガーネフがドルーアに加担して
戦乱にまきこまれ、
大きな被害を受けた。

主だった高司祭をすべて失った
カダインは、ウェンデル司祭が
最高司祭となって、
再建の道を歩んだ。

だが、ウェンデルはガトーの
使命をはたすために旅にでた。
そして、二人の若者が後事を
託され、カダインに残った。

マリクとエルレーン・・・
ともに将来を期待された
ゆうしゅうな若者達であった。

オープニング

【エルレーン】
マリク・・
決着をつける時が来たようだな
【マリク】
待て エルレーン!
なぜ 戦わねばならない
ぼく達は 共に
ウェンデル先生のもとで
修行した 仲間だろ
なぜ ぼくをにくむんだ
【エルレーン】
俺は 貴様よりはやく
先生の弟子になり
貴様より 力もあった
それなのに
先生は 俺にくれるはずの
エクスカリバーを
貴様に与えてしまった
なぜだ マリク!
貴様が アリティアの貴族
だからか
俺は 悔しかった
先生の後を継ぐのは
自分だと信じていたのに・・
【マリク】
そうだったのか・・・
すまなかった エルレーン
そのことは あやまるよ
でも ぼくは
ウェンデル先生の後を
継ごうなんて思ってもいない
カダインはきらいじゃないけど
ぼくは ここで学び終えたら
国に戻るつもりだった
アリティアには生涯をかけて
守りたい人がいる・・・
だから ウェンデル先生の
後を継げるのは
きみしかいないよ
エルレーン たのむ!
アリティアをとり戻すために
きみの力をかしてくれないか
【エルレーン】
アリティアだと!?
アカネイア帝国にそむき
侵略をくわだてた国を
なぜ 我らが助けねばならん
我らカダイン魔道軍は
ハーディン皇帝に
忠誠をちかっているのだぞ
そうか・・・
やはり貴様か・・・
貴様がアリティア軍を
ひきいれたのだな!
【マリク】
ちがう!!
それは ごかいだ!
【エルレーン】
だまれ このうらぎり者!!
もう だまされないぞ!
貴様のエクスカリバーが勝つか
俺のトロンが勝つか
さあ 勝負しろ!

ウェンデル→エルレーン

【ウェンデル】
エルレーン!何をしておる!!
【エルレーン】
あっ ウェンデル先生
戻って来られたのですか・・・
【ウェンデル】
お前には まだわしの心が
わからぬのか
お前は たしかに
魔道士としての力は
すぐれておる
しかし お前には
人を思いやる 心がない
それゆえ エクスカリバーを
与えなかったのだ
【エルレーン】
・・・
人を思いやる心・・・
【ウェンデル】
だが 時が来れば
お前を わしの後継者に
しようと 決めておった
それを さかうらみするとは
なんたること・・・
それでは あのガーネフと
同じではないか
【エルレーン】
わたしを 魔王ガーネフと
同じと言われるのですか
先生! それは
あんまりです
【ウェンデル】
まあ きけ・・・
ガーネフは ミロア司祭と共に
ガトー様の 最もすぐれた
弟子であった
だがガトー様は ガーネフの
心のよわさを 見ぬき
オーラの魔道書とカダインを
ミロア司祭に ゆだねたのだ
しっとに狂った ガーネフは
ガトー様のもとから
闇のオーブを盗みだし
マフーをつくりあげた
その結果・・・
心を 闇のオーブに
とらわれてしまったのじゃ
ガーネフとて もとは
正義感のつよい りっぱな
若者であったという
だが しっとやねたみが
彼を破滅に みちびいた
エルレーン わかるか・・・
【エルレーン】
・・・先生・・・
【ウェンデル】
たしかに わたしにも
ことばが 少なかったことは
みとめよう
だが お前には もっと
学ばねば ならぬことがある
あまりに 心がよわすぎる
のじゃ
そのままでは お前も
ガーネフの にのまいに
なってしまう
それでもよいのか
【エルレーン】
・・・先生!
もうしわけありません
わたしが・・まちがっていました
どうか・・・お許しください!
【ウェンデル】
エルレーンよ お前のもつ
その力を 人のために
使うのだ ・・・よいな!

エルレーン初戦時

【エルレーン】
俺はマリクなどには負けぬ
ヤツに味方する者は
全て俺の敵だ
死ね! 電撃魔法トロン!!

エルレーン撃破時

【エルレーン】
ウェンデル先生・・・・

クリア後

【ガトー】
マルスよ・・・・
わしがわかるか・・・・
【マルス】
あっ ガトー様!
はい わかります・・・
魔道の力で
話されているのですね
【ガトー】
そうだ・・・
そなた・・わしを呼んでいたな
力をかりたいと?
何が望みなのだ
【マルス】
ガトー様!
教えていただきたいのです
なぜ ハーディンは 急に
かわってしまったのでしょう
それに 奴を守ってる力とは
何なのです?
【ガトー】
うむ・・・
闇のオーブ じゃ・・
ハーディンは 闇のオーブに
守られておる・・・
【マルス】
闇のオーブ?
それはいったい何なのです
【ガトー】
うむ・・そなたにも
話しておかねば ならぬな
この世界には
不思議な力を秘めた
五つの 聖なる宝玉(オーブ)
が存在する
そなたの知っている
 と  と 大地のオーブ
のほかに
命のオーブ と
呼ばれるもの・・
そして 闇のオーブがある
闇のオーブは
光のオーブと対をなす聖玉で
精神エネルギーを高める
力がある
所持する者に勇気を与え
苦しみからときはなち
野心や欲望を増幅させる
また 戦いにおいては
相手の精神をコントロールして
動けなくする力もある
だが 闇のオーブは人間には
あつかえぬ
強力すぎてきけんなのだ
人間のいかりや嘆き ねたみ
しっとなどに 反応して
その感情を増幅し最後には
人格を破壊して悪魔にする
ハーディンは どこかで
闇のオーブを手にいれた
そして・・・
心を 闇に奪われたのじゃ
【マルス】
まさか・・・そんな・・・
いったいどうして・・・
それに 彼はそんな弱い男では
ないはずです
愛していたニーナ様と結ばれ
幸せだったはず
ねたみやしっとなんて・・・
【ガトー】
王子よ・・・
人間とは そうかんたんなもの
ではあるまい・・・
いずれにしても ハーディンに
闇のオーブがあるかぎり
そなたに 勝ち目はない
闇のオーブにうち勝てるのは
光のオーブだけじゃ
もし 奴をなんとかしたくば
わしのもとまで 取りに来い
【マルス】
えっ? ガトー様 本当ですか!
光のオーブがあれば
ハーディンを救えると・・・
【ガトー】
ふむ・・
あやつの心が完全に
支配されてなければ何とか
なるやも知れぬな
だがそれは ハーディンが
そなたの言うような
強い心を持った男で
あればの話だが・・
【マルス】
ガトー様! お願いです
光のオーブを
ぼくにおかしください
【ガトー】
うむ
だが一つ じょうけんがある
そなた自らが
わしのいるこの氷竜神殿まで
とりに来れば
光のオーブはあずけてやろう
だが それはよういなこと
ではないぞ
人間で ここまで来れたのは
今までにわずか一人だけ
そう・・勇者アンリだけなのだ
もし そなたがアンリと同じく
真の勇者なら このオーブは
あずけてもよかろう
どうじゃ マルスよ
そなたに アンリが進んだ道を
ためす勇気があるかな
【マルス】
はい! 行きます!!
行かせて下さい!
ぼくには どうしても
光のオーブが必要なのです!
【ガトー】
ならば まずそこから北へ進み
マーモトードの砂漠を
こえるのだ
そしてテーベの塔をめざされよ
そこに 迎えの者を
待たせておく
【マルス】
はい わかりました
必ず まいります!!