ワールドマップ
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マルス達は、大賢者ガトーの
強力な移動の魔法(ワープ)によって▼
古代都市テーベに運ばれた。▼
かつては、高度な文明を
誇ったと思われる、その街も▼
今は死に絶え、動くものすらない…▼
その中央にあるテーベの神殿…▼
そこに司祭を装う
魔王ガーネフがいるという。▼
マルス達は
失われた神剣ファルシオンを▼
そして、エリス王女を
取り戻すことができるのだろうか…▼
オープニング
- 【マルス】(左)
-
テーベの神殿…
ここに、ガーネフがいるのか。▼
- 【???】(右)
-
くくく…マルスよ。
ようやく、ここまで来たか。▼
- 【マルス】
-
誰だ!
その声はガーネフか!!▼
- ガーネフ現れる
- 【ガーネフ】(右)
-
その通り。
わしこそは
魔王ガーネフだ。▼
くくく……
待っておったぞ、マルス。▼
- 【マルス】
-
待っていた、だと?▼
- 【ガーネフ】
-
そうだ。▼
おまえが大陸の各地で勝利し
厄介な連中を倒して
貴重な武器を持ってくるのをな。▼
おまえのおかげで
カミュもミシェイルも
わが前から姿を消した。▼
感謝しておるぞ。くくく…▼
- 【マルス】
-
おのれ…なんという…▼
- 【ガーネフ】
-
かわいそうだが
そろそろ、おまえには
消えてもらわねばならぬ。▼
メディウスは
わが手にファルシオンとマフーが
あるかぎり逆らわぬ。▼
ガトーは俗世に顔を出す気はない…
となれば
ジャマなのはお前だけだ。▼
そう、世界を我がものとするために
お前はジャマなのだよ。
くくく……▼
- 【マルス】
-
そうはいかない。
お前の思い通りになど
させるものか!▼
- 【ガーネフ】
-
くくく…
さて、できるかな?▼
お前には
わしの本当の姿すら
見ることができまい。▼
- 【マルス】
-
…どういうことだ?▼
- ガーネフ消え、モロドフ現れる
- 【モロドフ】(右)
-
お、王子!▼
神殿のあちこちに
ガーネフとおぼしきソーサラーが
あらわれたとの報告が!!▼
- モロドフ消え、ガーネフ現れる
- 【ガーネフ】(右)
-
くくく…
さあ、戦え戦え!▼
わしの分身どもと
精魂つきはてるまで
戦うがよい。▼
ただし、本物のわしを倒さぬ限り
ファルシオンは手に入らんがな。
ハーッハッハッハッハッ!!▼
Turn-01 終了後
- 【モロドフ】(右)
-
マルス様
ガーネフが用いている魔道器械の
場所がわかりましたぞ。▼
- 【マルス】(左)
-
どこだ?▼
- 【モロドフ】
-
神殿の上にあるテーベの塔…
その中にあるようです。▼
- 【マルス】
-
じゃあ
ガーネフを倒さなくても
その器械をなんとかすれば……▼
- 【モロドフ】
-
ガーネフの力…
それも、かなりの力を
封じることができます。▼
- 【マルス】
-
そのためには
まず塔の入り口の制圧…か。▼
- 【モロドフ】
-
ただし、ご注意ください。▼
ファルシオンはガーネフが所持し
力を封じたとしても、ガーネフ本人は
マフーに守られています。▼
器械のある塔を制圧すれば
ガーネフの野望自体を
くじくことはできますが▼
ファルシオンを手に入れるには
ガーネフ本人を
倒さねばなりませんぞ。▼
ガーネフ撃破時
- 【ガーネフ】(左)
-
ぐぬ…
スターライトとは
ぬかったわ…▼
だが…その程度の力では
メディウスは…倒せぬな…▼
地獄の底で…
おぬしらが…来るのを
ゆっくり…待つとしよう…くくく…▼
クリア後1(ガーネフ非撃破時)
- 【マルス】(左)
-
じい! 塔の中にある
魔道器械を止めるんだ!▼
- モロドフ現れる
- 【モロドフ】(右)
-
はっ!
すぐに作業にかかります。▼
- 画面暗転
- 【ガーネフ】(左)
-
…ぬうっ! ぬかったわ。
魔道器械をおさえられるとは…▼
だが、その程度の力では
メディウスは倒せぬぞ…
くくく…▼
- 画面暗転
- 【モロドフ】(右)
-
ガーネフが逃げます!
追いますか?▼
- 【マルス】(左)
-
いや、いい。
味方の損害が大きくなるだけだ。▼
魔道器械さえ止めれば
やつが
再び力を持つことはないよ。▼
クリア後2
- 【兵士】(右)
-
マルス王子!
テーベの塔で
エリス様を発見!▼
- マルス現れる
- 【マルス】(左)
-
姉上が!?
ご無事か?▼
- 【兵士】
-
少し
おやつれにはなっていますが
お元気です。▼
今、こちらに向かわれ--
おお
いらっしゃったようです。▼
- 画面暗転
- 【マルス】(左)
-
姉上!!▼
- 【エリス】(右)
-
マルス……
立派になりましたね。▼
- 【マルス】
-
アリティア落城から
行方がわからず心配しておりました。
よくぞ、ご無事で……▼
- 【エリス】
-
…アリティア落城の時
一時は私も覚悟を決めました。
ですが、私は殺されなかった…▼
ガーネフが
私の命を救ったのです。▼
- 【マルス】
-
ガーネフが? なぜ……▼
- 【エリス】
-
マルス
オームの杖は
知っていますね?▼
- 【マルス】
-
ええ。たしか
死者を復活させるという伝説の杖…
失われたと聞きますが…▼
- 【エリス】
-
それが
発見されたのです。▼
- 【マルス】
-
なんですって!
一体どこで?▼
- 【エリス】
-
復活の神殿です。▼
- 【マルス】
-
復活の神殿…
たしか
ドルーア帝国にある……▼
- 【エリス】
-
そうです。▼
おそらくガーネフは
そこで、私にオームの杖を
使わせるために助けたのでしょう。▼
あれは
王家の血をひく女性にしか
使えないものですから。▼
- 【マルス】
-
おそらく…ということは
まだオームの杖は
使われていないということですか?▼
- 【エリス】
-
ええ。
ガーネフは、メディウスに
杖の事を知られたくなかったらしく▼
ひそかに使おうと
機会をうかがっていたのです。▼
マルス
あなたは、これから
ドルーアに向かうのですね?▼
- 【マルス】
-
はい。いよいよ
メディウスと
雌雄を決するつもりです。▼
- 【エリス】
-
では
この戦いで失った仲間を
取りもどしたければ▼
途中にある
復活の神殿に立ち寄るのです。▼
そこへ私を連れてくれれば
たった1人ですが
生き返らせることができます。▼