ワールドマップ
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アリティアへ急ぐ
マルスたちの行く手に▼
突然、グルニアの
大戦車部隊が立ちふさがった。▼
それは、別名「グルニアの木馬隊」と
呼ばれ恐れられている部隊であった。▼
プッシューン、プッシューン。▼
不気味な音をたてて
巨大な鉄の箱が動き始める。▼
この巨大な敵を相手に勝利する道は
果たしてあるのだろうか……▼
オープニング
- 【ニーナ】(右)
-
グルニアの戦車隊……
強敵ですね。▼
- 【マルス】(左)
-
ですが
アリティアを取り戻す上で
さけては通れません。▼
- 【ニーナ】
-
でも、マルス
無理はいけませんよ。▼
人々の希望は
あなたの双肩に
かかっているのです。▼
- 【マルス】
-
ご安心ください、ニーナ様。▼
敵は広い範囲を攻撃できますが
その分
ふところに飛び込まれれば弱い。▼
勝機は十分にあります。
私の戦いぶりをごらんください!▼
ミディア→アストリア
- 【ミディア】(右)
-
アストリア!
あなた
こんなところに……▼
- 【アストリア】(左)
-
ミディア? ミディアじゃないか。
無事だったのか。
よかった…会いたかったよ。▼
- 【ミディア】
-
ああ……アストリア
何も知らされて
いなかったのね。▼
アリティア軍が来てくれて
パレスは解放されたわ。▼
私たち人質も全員解放されて
今はアリティアと共に
戦っているの。▼
だから、もう敵に
協力する必要はないのよ。▼
- 【アストリア】
-
じゃあ、もう一度
ドルーア相手に戦えるんだな。▼
- 【ミディア】
-
ええ。これからは
また一緒にいられるわ。▼
もう…もうあなたの側を
絶対に離れない!▼
- 【アストリア】
-
ミディア…
しばらく会わないうちに……▼
- 【ミディア】
-
え!? なに…アストリア?▼
- 【アストリア】
-
ふふ…
なんか、とてもさ…
女らしくなったね、ミディア。▼
マルス⇔アストリア
- 【アストリア】(右)
-
貴公がマルス王子か。▼
- 【マルス】(左)
-
はい、アストリア殿。▼
- 【アストリア】
-
無礼は承知で
一つ申し上げたいことがある。▼
私はこの同盟軍で
貴公の命令に従って戦う。▼
だがそれはあくまで
アカネイア王女ニーナ様のためだ。▼
- 【マルス】
-
はい。▼
- 【アストリア】
-
万が一、貴公がニーナ様のお心を
利用しているのであれば……
容赦はしない。▼
- 【マルス】
-
わかりました。▼
ではアストリア殿
ぼくと共に来てください。▼
ぼくがどんな人物なのか
あなたが力を貸すにふさわしい器か
その目で見極めて欲しい。▼
- 【アストリア】
-
……▼
承知した。
ではマルス殿、私に命令を。▼
ギガッシュ撃破時
- 【ギガッシュ】(左)
-
うぬ…さすがだな…マルス王子
だが…覚えておくがよい▼
カミュ将軍の黒騎士団が…
もうすぐ…
おまえの前に…あらわれる…▼
おまえたちは…大陸最強の…
『ブラックナイツ・カミュ』に
打ち砕かれる…運命…▼
クリア後
- 【ニーナ】(右)
-
ご苦労さまでした、マルス。
見事、グルニアの戦車隊を
打ちやぶりましたね。▼
- 【マルス】(左)
-
はい…▼
- 【ニーナ】
-
どうしたのです?
元気がないようですが…▼
- 【マルス】
-
…戦いの最中
この国の民から聞いたのです。▼
『グルニアにも
本当はアリティアと共に
戦いたかった者たちがいた』と。▼
私は、父や国を失ったことで
グルニアやグラ全てに
強い憎しみを抱いていました。▼
そこに
どんな事情があったのか
深く考えることもなく……▼
- 【ニーナ】
-
…憎しみが
うすれたのですか?▼
- 【マルス】
-
いえ、そうではない…
と思います。▼
あの時のつらさ、悔しさは
忘れたくても
忘れることなどできません。▼
ただ
単なる憎しみだけでは
なくなったことは確かです。▼
- 【ニーナ】
-
人や国、それぞれには
それぞれの事情があるもの。▼
こんな時代に甘い、と
言われるかもしれませんが▼
敵対したとはいえ
一方的な見方を
すべきではないのかもしれません…▼
- 【マルス】
-
……▼
村
- 【ベック】(右)
-
ああ、マルス王子ですね。
私はディールの戦車兵
ベックといいます。▼
戦いに敗れ
この村に隠れていたのですが▼
あなたたちが来たのを知り
再び戦うための
準備をしていました。▼
どうか
私も一緒にお連れください。▼
敵の戦車など
このサンダーボルトで
なぎ倒してみせますよ。▼
家(下)
- 【村人】(中央)
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本当は、この国もアカネイアと
共に戦いたかったのです。▼
この国だけではありません。
グルニアにも、本当はアカネイアと共に
戦いたかった者たちがいたと聞きます。▼
しかし、結局
この国はカミュ将軍に敗れ
グルニアに占領されてしまいました。▼
でも、これでやっと
自由になれるのですね…▼