Contents
ワールドマップ
-
かつての【四駿】漆黒の騎士の助勢により
ジェルドの奇襲は失敗に終わった
しかし、ミカヤが危惧した通り、彼は最後の反撃に出る
本国ベグニオンよりの使者を殺害し
ふたたびデイン王城を支配下に治めると
複数の投石器で城下街を破壊し始めたのである
使者の到着によって
一時的にではあるが平穏を取り戻していたネヴァサの街
そこへ巨石が次々と降り注ぐ
破壊され、押しつぶされる家々
人々の悲鳴と怒号が交差し、怨嗟の声が街を覆う
視察団との会見のため
王都近くの丘で陣を張っていたミカヤたちは
目の前で突如始まった残虐な行為に言葉を失っていた
オープニング
- デイン王都 ネヴァサ
- 【デイン兵】(上)
-
俺たちの街が…
ネヴァサが壊されていく…!▼
- 【デイン兵】(下)
-
やめろ! あそこには
おれの年老いた両親がいるんだぞ!?▼
- 【デイン兵】(上)
-
おれの子供もだ。
駐屯軍め…最後の最後まで
デインを苦しめぬくつもりか!▼
- 画面暗転
- 【ミカヤ】(右)
-
…ペレアス王子!
このまま放ってはおけません。▼
街に入って市民を助け……
王城にいる駐屯軍を倒しましょう。▼
- 【ペレアス】(左端)
-
ミカヤ、それは………▼
- イズカ現れる
- 【イズカ】(左)
-
何をまた馬鹿なことを言うのだ!▼
数日…いや、上手くすれば
一両日中にもベグニオンの視察団が
ここに到着するのだぞ!?▼
わざわざ危険を冒す必要などない!▼
- サザ現れる
- 【サザ】(右端)
-
だが、その間にも死んでいく民はいる。
ネヴァサは破壊されていく。
それを黙って見ていろというのか!?▼
- 【イズカ】
-
最後の詰めの時なのだ!
万全の上にも万全を期す!
それが成功の秘訣だ!!▼
- 【ミカヤ】
-
…では……▼
- 【イズカ】
-
では? では、なんだ!?
おまえはまたラグズたちを率いて
出撃するとでも言うつもりか!▼
そうだろう!?
おまえの考えることなど
とっくに見抜いておるわ!!▼
- 【ミカヤ】
-
いけませんか?▼
- 【イズカ】
-
いけない?
いけないに決まっているだろう。▼
おまえは以前にも
王子の命に背き、勝手な行動をとった!
その結果どうなった!?▼
- 【サザ】
-
大勢の捕虜の命が助かった。
…違うか?▼
- 【イズカ】
-
ああ、助かったとも!
それでその娘は自分の名を
これでもかというほど上げた!▼
【暁の巫女】!
誰もが口々にそう言って
この娘を救世主だと祭り上げている!▼
- 【サザ】
-
それは元々、
あんたがそう企んだから…▼
- 【イズカ】
-
愚か者め! この娘1人がそうなるよう
誰が企んだというのだ!
見てみろ、軍の兵士たちを!▼
もはや誰も王子を見ておらん!
今後、この国を統治するのが
誰であるのか完全に忘れておるのだ!!▼
- 【ミカヤ】
-
あ……▼
- 画面暗転
- 【ジェルド】(下)
-
ははっ 王子か!
いたな、そんな奴が。▼
あんな小物が王になったところで
何ができる!?▼
せいぜい国が荒れる原因に
なってくれるぐらいさ。▼
- フォーカス移動
- 【ジェルド】(下)
-
わかるさ。
あれは自ら光を放つことのない
まがい物の石くれだってな。▼
民を惹きつけてやまぬ輝き、
人を支配する力をもった宝石は……
ここにある。▼
- フォーカス移動
- 【ジェルド】(下)
-
民が欲しているのは
王子などではない。
おまえだ、【暁の巫女】。▼
だから俺はおまえを奪う。
デインという国から
希望の光を奪ってやるのさ。▼
- 画面暗転
- 【イズカ】(左)
-
いまの有様で充分、
この国の未来への憂いは消えん!▼
それもそのはずだ。
誰一人として、王子を統治者として
認識しておらんのだからな。▼
王子が王となったとしても、
全て【暁の巫女】の声を通さねば
聞く耳を持たぬことだろう。▼
いや、下手をすると
【暁の巫女】を王位に据えろという
不心得なやからまで現われるやもしれん。▼
いいや、きっと現われる!
そうすればまた国は荒れる。▼
いつまでたっても
デインに安寧など訪れはせんのだ!▼
- 【ペレアス】(左端)
-
……▼
- ペレアス消える
- 【ミカヤ】(右)
-
王子……▼
- 【イズカ】
-
さあ、わかっただろう。
おまえの存在、おまえの一挙一動が
王子の政権を危うくするのだ。▼
国のことを思うなら、
これ以上の人気取りは控えてくれ。▼
- 【ミカヤ】
-
そんな言い方…▼
- 【イズカ】
-
それともなにか、おまえは
最初からそのつもりで
行動していたのではないか?▼
王子を助ける振りをして、
実は王位簒奪を狙って……▼
- 【サザ】(右端)
-
貴様っ…
言わせておけば……!▼
- 【???】(吹き出しのみ)
-
いい加減にしろっ!!▼
- 画面暗転
- 【ペレアス】(左)
-
ミカヤは…そんな娘じゃない。
僕がふがいないからといって……
彼女を責めるのはやめてくれ。▼
- イズカ現れる
- 【イズカ】(右)
-
なっ… いきなり
どうされたのです王子!?▼
- ミカヤ現れる
- 【ミカヤ】(右端)
-
王子…?▼
- 【ペレアス】
-
これまで先頭に立って
戦ってきたのはミカヤだ。▼
捕虜が処刑されそうな時、
命懸けで救いにいったのもそうだ。▼
僕だって本当はそうしたかった……
だけど…できなかった。▼
みんながミカヤに注目し、
ミカヤを慕うのは当然のことじゃないか。▼
- 【イズカ】
-
しかし、
しかしですな、王子…!▼
- 【ペレアス】
-
イズカ… 君が僕のために
色々と画策し尽力してくれたこと……
心からありがたいと思っている。▼
君がいたから、僕は
ここまで来られたんだと感謝している。▼
- 【イズカ】
-
……▼
- 【ペレアス】
-
だけど、君がさっき言ったように
いまのままではいけない。▼
このまま僕が王位に就いても、
誰も見向きもしてくれないだろう。▼
だから……
だから、僕は行動する。▼
- ペレアス消える
- 【イズカ】
-
お、王子…っ!?▼
- 画面暗転
- 【ペレアス】(下)
-
……………▼
か、解放軍の兵士諸君っ!
ぼ…いや、私は
デイン王子…ペレアスだ!▼
- 【デイン兵】(上)
-
もちろん、知ってますよー!
ペレアス王子さまぁっ!▼
- 【ペレアス】(下)
-
あ… ……
………………▼
- 【デイン兵】(下)
-
どうしたんだ、あれ?▼
- 【デイン兵】(上)
-
だいじょうぶなのか…?▼
- フォーカス移動
- 【ミカヤ】(上)
-
…あ…あの…!▼
- 【漆黒の騎士】(上)
-
………▼
- 漆黒の騎士が移動
- 【ミカヤ】(上)
-
騎士様……?▼
- フォーカス移動
- 【ペレアス】(上)
-
…………
…………?▼
親愛なる解放軍の諸君!▼
3年以上にも及ぶ、
苦しき時を乗り越え…
僕たちはいま、王都を目前にしている。▼
このまま何をしなくとも……
帝国の視察団が到着すれば、▼
我々は再び
国を取り戻すことができるだろう。▼
- フォーカス移動
- 【ペレアス】(上)
-
だけど、本当に…
それでいいんだろうか!?▼
駐屯軍の最後の抵抗によって
いまこの瞬間も、
我々のネヴァサは蹂躙されている!▼
同胞たちの命が奪われている!▼
しかし、ここで…
駐屯軍に手を出せば……▼
もしかすると……
再び帝国との関係に
わだかまりが生じるかもしれない。▼
そうすれば…デインの復興は
難しくなる可能性だってある。▼
- フォーカス移動
- 【ペレアス】(上)
-
それでも、ぼ…いや、
わた…いや、もう僕でいい!▼
それでも僕は、目の前の惨事を
このまま見過ごせない!
1人でも多く、デインの民を救いたい…!▼
だから力を……
みんなの力を貸してもらえないか!?▼
- フォーカス移動
- 【デイン兵】(上)
-
……ばんざい…▼
- 【デイン兵】(上)
-
ペレアス王子、ばんざい!▼
- 【デイン兵】(上)
-
救いましょう!
我らの仲間を!!▼
- 【デイン兵】(上)
-
デインばんざい!▼
行こう! ネヴァサへ!!▼
- 【デイン兵】(上)
-
帝国の助けなんて
待っちゃいられないぜ!▼
- フォーカス移動
- 【ペレアス】(上)
-
あ…▼
拠点終了後
- 【ミカヤ】(上)
-
では、王子…
いってまいります。▼
- 【ペレアス】(下)
-
後方には
僕の軍も控えている。
くれぐれも無理はしないでくれ。▼
- 【ミカヤ】
-
はい。▼
- フォーカス移動
- 【ミカヤ】(上)
-
全軍整列!▼
目標は市民の救出、
そして王城奪還!
いざ、出撃!!▼
- 画面暗転
- デイン王城
- 【帝国兵】(右端)
-
解放軍、動き始めました!▼
- 帝国兵消える
- 【ジェルド】(左・左向き)
-
ふん きたか…… それでいい。▼
そうでなくては、
俺たちも死に甲斐ってもんが
なくなるからな。▼
- 画面暗転
- 【ミカヤ】(下)
-
ジェルドは、
どこにいるのかしら…?▼
- 【サザ】(上)
-
大将が控えるなら
玉座の間…ってとこか。▼
- 【漆黒の騎士】(下)
-
ならば、この奥だ。
案内しよう。▼
- フォーカス移動
- 【ジェルド】(下)
-
いいか、おまえたち。
これは俺たちが帝国軍人のまま
死ねる最後の機会だ。▼
ここを生き延びたところで、
数日後には視察団によって
拘束され、そのまま闇に葬られる。▼
ならば、ここで戦って
己の終焉への手向けにしろ!▼
1人で最低5人潰せ!
勝利を確信した軍隊ほど
脆いものはない。▼
ベグニオン帝国軍の恐ろしさを
デインの連中の脳裏に
焼き付けてやれ!▼
俺たちは帝国軍人だ!
その誇りを抱いて死ぬがいい!!
行けーーーー!▼
- フォーカス移動
- 【サザ】(上)
-
いまの声は…▼
- 【ミカヤ】(上)
-
ジェルド……!
デインのため、
彼をこのままにはしておけない!▼
今度こそ決着をつけるわ。▼
ミカヤ→漆黒の騎士
- 【ミカヤ】(上)
-
あの、騎士様。
ありがとうございます。
共に戦ってくださって……▼
- 【漆黒の騎士】(下)
-
…礼は無用だ。
私は己の役割を果たしている。
それだけなのだ。▼
- 【ミカヤ】
-
この戦いが終わった後も……
デインに
残ってくださいますか?▼
- 【漆黒の騎士】
-
…………▼
- 【ミカヤ】
-
……すみません。
変なことを聞いて……▼
ただ…騎士様が居てくだされば、
わたしも安心して………▼
- 【漆黒の騎士】
-
デインを去って行ける…か……▼
- 【ミカヤ】
-
! どうして……▼
- 【漆黒の騎士】
-
………………▼
漆黒の騎士→ミカヤ
- 【漆黒の騎士】(上)
-
乙女よ、無理をするな。
そなたは軍の旗印……
失われてはならない。▼
戦いは私に任せ、後方へ下がれ。▼
- 【ミカヤ】(下)
-
騎士様……
お気遣いありがとうございます。
でも、私も戦います。▼
騎士様やみんなも戦っています。
だから、私も共に……▼
- 【漆黒の騎士】
-
……よく…似ている。▼
- 【ミカヤ】
-
え?▼
- 【漆黒の騎士】
-
……いや………▼
- 【ミカヤ】
-
…………▼
サザ→漆黒の騎士
- 【サザ】(上)
-
…………▼
- 【漆黒の騎士】(下)
-
…………▼
- 【サザ】
-
……何が目的だ?▼
- 【漆黒の騎士】
-
…………▼
- 【サザ】
-
ミカヤに近づくのは、
いったい何のためなんだ?▼
- 【漆黒の騎士】
-
………守るためだ。▼
- 【サザ】
-
ミカヤは俺が守っている!▼
- 【漆黒の騎士】
-
…いまのままでは、任せられん。▼
- 【サザ】
-
あんた…ミカヤの何を知っている!?▼
- 【漆黒の騎士】
-
己が手で守りたくば、強くなれ。
この私を凌駕するほどに……▼
- 【サザ】
-
…!
………………▼
ジェルド初戦時
- 【ジェルド】(上)
-
調子に乗ってよくぞここまで来たな。
だが俺はただでは死なんぞ?▼
俺が死ぬのは、おまえらを
残らず道連れにしてからだ!▼
- 対ミカヤ
- 【ジェルド】(上)
-
おまえか……小娘。▼
- 【ミカヤ】(下)
-
ジェルド将軍、
もう勝負はついたわ。▼
あなたが侮っていたデインの……
みんなの思いが
あなたに勝ったのよ。▼
- 【ジェルド】
-
それはどうだろうな……▼
言っただろう。
おまえさえ死ねば解放軍は終わる。▼
俺にとってはこいつは絶好の機会……
一撃で、俺に勝ちが
転がり込んでくる……▼
- 【ミカヤ】
-
わたしはあなたに負けない。
デインのみんなも、
あなたなんかに負けたりしない!▼
- 対サザ
- 【ジェルド】(上)
-
貴様の顔……憶えているぞ。
あの巫女と一緒にいた小僧だな。▼
- 【サザ】(下)
-
【暁の団】のサザ。▼
- 【ジェルド】
-
【暁の団】……か。
なあ、俺は貴様らのような連中が
死ぬほど嫌いでな。▼
ここで貴様の息の根を
止めてやれるかと思うと……
嬉しくてたまらん。▼
- 【サザ】
-
同感だ。▼
- 対漆黒の騎士
- 【ジェルド】(上)
-
忌々しいデインの亡霊……
おまえいったい何者だ?▼
何の目的で
この世に舞い戻った?▼
- 【漆黒の騎士】(下)
-
貴様が
知るべきことではない。▼
- 【ジェルド】
-
はっ!
ならばその兜叩き割って
顔を拝んでやるか。▼
アルダーの仇は
とってやらんとなあ!▼
- 【漆黒の騎士】
-
……▼
- 対ムワリム・ビーゼ
- 【ジェルド】(上)
-
奴隷が主に逆らうか、半獣!
身の程わきまえさせてやろう!▼
- 対オルグ・ニケ
- 【ジェルド】(上)
-
貴様らだな。あの巫女が
連れているという妙な半獣……
その皮剥いで飾ってやるか!▼
- 対ラフィエル
- 【ジェルド】(上)
-
鷺だと? 生き残りか?
惜しいな、本国に連れ帰れば……
生涯遊んで暮らせる金が手に入ったのに。▼
ジェルド撃破時
- 【ジェルド】(上)
-
ぐ……がっ……▼
俺は……
侘びる気などない……
悔いる気もない……▼
俺は俺のやりたいように
やったのだからな……▼
巫女よ、おまえの勝ちだ。
俺を倒してさぞ満足だろう……?
せいぜい浮かれておくが良い……▼
だが……おまえも……いずれ……▼
クリア後
- 【ミカヤ】(中央)
-
勝った…… 私たちは…
自らの力で国を取り戻したわ…!▼
- 画面暗転
- 【ペレアス】(左)
-
ありがとう、ミカヤ…
君のお陰でデイン王国は蘇った。▼
- 【ミカヤ】(右)
-
わたし1人の力ではありません。
みんなで共に戦った成果です。▼
- 【ペレアス】
-
……うん。
これからも僕…いや、
僕といっしょにデインを支えてくれるね?▼
- 【ミカヤ】
-
………ペレアス様…それは……▼
- サザ現れる
- 【サザ】(右端)
-
もちろん、そのつもりだ。▼
- ミカヤ右を向く
- 【ミカヤ】(右・右向き)
-
サザ…?▼
- 【サザ】
-
これからしばらくは、
デインの復興のために大忙しだ。
俺たちも力を貸すんだろ?▼
- 【ミカヤ】
-
あ… そうね。
そうだったわね……▼
- ミカヤ左を向く
- 【ミカヤ】(右)
-
ペレアス様、デインのため…
わたしたちも力を尽くします。▼
- 【ペレアス】
-
ありがとう!▼
それじゃあ…さっそくだけど、
正式にミカヤを
デイン王国軍の総大将に任命したい。▼
- 【ミカヤ】
-
え…と……▼
- 【サザ】
-
…いいんじゃないか?
とりあえず、受けとけば。▼
- 【ミカヤ】
-
……じゃあ、はい。▼
- 【ペレアス】
-
よかった。
まず、ひざまづいてくれる?▼
- ミカヤ・サザ消える
- 【ペレアス】
-
『なんじ、ミカヤ――▼
デイン王の名におき
魔道将としての地位と
爵位を与えるものとする』▼
- ミカヤが光の賢者にクラスチェンジ
- 【ミカヤ】(右)
-
…………▼
- 【ペレアス】(左)
-
これで終わりだ。▼
- 【ミカヤ】
-
……なんだか、変な感じです。▼
- 【ペレアス】
-
よく似合ってるよ。▼
- ミカヤ右を向く
- 【ミカヤ】(右・右向き)
-
本当に?▼
- サザ現れる
- 【サザ】(右端)
-
………まあな…▼
- 【ミカヤ】
-
…なんなの、その反応は?▼
- 【ペレアス】
-
めずらしいね…
サザが照れるなんて。▼
- 【サザ】
-
俺は別に…っ!▼
- 【ミカヤ】
-
照れてるの?▼
- 【サザ】
-
違…っ!▼
俺、もう行くからな!▼
- サザ消える
- 【ペレアス】
-
初めて見たよ、彼のあんな表情。▼
- 【ミカヤ】
-
意外に子供っぽいんですよ。
体は大きいですけど。▼
- 【ペレアス】
-
………いいな。▼
- ミカヤ左を向く
- 【ミカヤ】(右)
-
なにがですか?▼
- 【ペレアス】
-
僕には兄弟がいないから…
しっかり者のお姉さんのいる
サザがうらやましい。▼
- 【ミカヤ】
-
……………▼
- 画面暗転
- デインの街中が映る
- ペレアスが王位につく
- 【ミカヤ】(右)
-
…本当にもう行ってしまうの?▼
- 【トパック】(左)
-
…あぁ。明朝には
視察団も到着するって言うし、
おれたちの役目はこれでおしまいだからな。▼
- 【ミカヤ】
-
せめて今夜…
お祝いの間だけでも
いてくれればいいのに。▼
どうしても……
イズカ殿と同席するのは嫌?▼
- 【トパック】
-
それもあるけど…
なんていうのかな~……▼
他の兵たちも、
俺たちがうろちょろすると
やっぱ嫌な顔をするからさ。▼
だからやめとく。▼
- 【ミカヤ】
-
え……?▼
- 【サザ】(右端)
-
ミカヤの前では、
みんな態度に出してなかったけど…▼
いない所では、結構、
露骨に避けたりしていた。▼
- 【ミカヤ】
-
そんな…わたし……
何も気づかないで………▼
- 【トパック】
-
そんな顔すんなよ。
デインの反ラグズ思想は
根深いものだからさ。▼
何回かいっしょに戦ったぐらいじゃ…
簡単に打ち解けられないみたいだ。▼
せっかくの祝いに
不愉快な思いさせたくないし。▼
そういうわけで、ここでお別れだ。▼
- 【ミカヤ】
-
……トパック……▼
- 【トパック】
-
わ…! 泣くなよ?▼
おれ、女の子に泣かれると
どうしていいか
わからねえんだからな!▼
- 【ミカヤ】
-
…ごめ…なさい……▼
- ミカヤ消え、サザ前に出る
- 【サザ】(右)
-
……元気でな。▼
- 【トパック】
-
そっちもな。▼
- 【サザ】
-
…おまえたちが来てくれて……
………その……
助かった…ありがとう。▼
- 【トパック】
-
うわっ!▼
- 【サザ】
-
なんだよ…?▼
- 【トパック】
-
おれ、感動で涙でそう。
おまえの口から
そんな言葉が聞けるなんて。▼
- 【サザ】
-
なにを大げさな……▼
- 【トパック】
-
いや、本気で。
く~… おまえもようやく
大人になってきたんだなぁ。▼
うんうん▼
- 【サザ】
-
あのな。▼
- 画面暗転
- 【ミカヤ】(右)
-
あの2人ったら……
最後まで、同じ調子なんだから。▼
- 【ムワリム】(左端)
-
うちの坊ちゃんと
仲良くしていただいて…▼
サザくんには、本当に感謝しています。▼
- 【ミカヤ】
-
ムワリムさん…
あの……▼
- ムワリム前に出る
- 【ムワリム】(左)
-
はい、なんですか?▼
- 【ミカヤ】
-
わたしの“印”のこと、
黙っていてくださって……
ありがとうございます。▼
- 【ムワリム】
-
いえ……▼
失礼ですが、あなたは…
ご自分がどういう生まれか、
ご存知なのですか?▼
- 【ミカヤ】
-
いいえ。
わたしは自分を生んでくれた
両親のことを知りません。▼
だけど…育ててくれた
おばあさんが、死の間際に
“印”の意味を教えてくれましたから。▼
- 【ムワリム】
-
その方はなんと?▼
- 画面暗転
- 【ミカヤ】(下)
-
これはベオクとラグズ…
どちらもの血を受け継ぐ証。▼
それゆえ、どちらからも
忌み嫌われるもの。▼
誰にも決して知られることのないよう
くれぐれも気をつけなさいと……▼
- 【ムワリム】(下)
-
…………▼
- 【ミカヤ】(下)
-
…幼い頃に、自分の……
人とは違う力のせいで
迫害されたことがあって……▼
きっとそれと
関係のあることだろうと思いました。▼
それで言いつけを守って、
ずっと人目を避けるようにして
暮らしていたんですけど……▼
それでも、成長が
極端に遅くなってしまったことは
隠しようがなくて……▼
デイン中を転々としていました。▼
だから、この軍にも……
そう長居できないんです。▼
- 画面暗転
- 【ムワリム】(上)
-
それでも…あなたは恵まれている。▼
- 【ミカヤ】(下)
-
え…?▼
- 【ムワリム】
-
あなたの傍らに、
サザくんがいるかぎり……
あなたはどんな苦難にも耐えられる。▼
- 【ミカヤ】
-
えぇ。
ムワリムさんに
トパックがいるように……▼
- 【ムワリム】
-
はい。▼
- 【ビーゼ】(上)
-
首領もムワリムさんも、
いつまで別れを惜しんでるんですか?
このままじゃ、夜が明けますよ。▼
- 【ムワリム】(上)
-
すまない、ビーゼ。
では、そろそろ……▼
- ミカヤがビーゼのそばに移動
- 【ミカヤ】(下)
-
ビーゼさん!
あなたにも、本当にありがとう。▼
わたし、サザといっしょに
砂漠に遊びに行きますから。▼
その時は、ゆっくり
お話ししてくださいね。▼
- 【ビーゼ】(上)
-
……そんなこと言って、
ベオクはどうせ
口約束だけじゃないんですか?▼
- 【ミカヤ】
-
わたし…
そんなに信用ないですか?▼
- 【ビーゼ】
-
…そういうわけじゃ
ありませんけど……▼
期待して待ってて
来なかったら…辛いから。▼
- 【ミカヤ】
-
必ず行きます。
だから、待っててください。▼
- 【ビーゼ】
-
……うん……▼
- ニケたち出現
- 【ニケ】(下)
-
ミカヤ、私たちも
彼らと共に行くことにした。▼
- 【ミカヤ】(上)
-
え!?▼
- 【トパック】(下)
-
あ、そうそう!
そうなんだった。▼
- 【サザ】(上)
-
おまえな、そんな
大事なことはもっと早く……▼
- 【トパック】(上)
-
早くっても、さっき
突然決まったんだから
仕方ないじゃんかよ!▼
- フォーカス移動
- 【ミカヤ】(上)
-
でも、ニケ様たちは
ガリアへ……▼
- 【トパック】(下)
-
うん、だからさ、
おれたちが
ガリアへ送ってくんだ。▼
- 【ニケ】(上)
-
ミカヤたちはまだ
しばらくはデインを
離れるわけにはいかぬだろう?▼
戦いが終わった途端、
気が急いてきたのでな。▼
約束を違えて悪いが、
トパックらに頼むことにした。▼
- 【ミカヤ】(下)
-
そんな……
みんなが一度に
いなくなってしまうなんて。▼
- 【サザ】(下)
-
仕方ないさ、ミカヤ。
ラフィエルさんだって
早く家族に会いたいだろうし。▼
- 【ラフィエル】(上)
-
ミカヤ…あなたと私は……
同じ声に導かれ
こうして巡り合いました。▼
私たちのたどる運命は、
これからも離れることなく
きっとどこかで深く交わっている……▼
私はそんな気がしてなりません。▼
- 【ミカヤ】
-
ラフィエルさん……▼
- 【ラフィエル】
-
泣かないで……
ほんの僅かな別れかも
しれないのですから……▼
- 【ミカヤ】
-
ラフィエルさん……!▼
- ミカヤがラフィエルに抱きつく
- 【ミカヤ】(下)
-
わたし…恥ずかしい……
こんな……子供みたいに……
泣くなんて…ばかみたい…▼
…… …… ………▼
- 画面暗転
- 【トパック】(上)
-
じゃーな!
ぜったい、また会おうなー!▼
- 画面暗転
- 【ミカヤ】(上)
-
…?▼
- オルグが出現
- 【ミカヤ】(上)
-
オルグさん!?▼
- 【サザ】(下)
-
おい、どうして
あんたがいるんだ!?▼
- 【ミカヤ】
-
ニケ様が…
わたしの護衛にって
遣わしてくださったみたい。▼
- 【サザ】
-
本気で…?▼
- オルグが吠える
- 【サザ】
-
それでなくても
ミカヤには面倒な鳥まで
いるっていうのに…▼
- ユンヌが現れる
- 【サザ】
-
痛っ!
痛いって …悪かった!▼
- 【ミカヤ】
-
ありがとう、オルグさん。
これからも
よろしくお願いしますね。▼
拠点(フリーダ)
- 【フリーダ】(右)
-
ミカヤ殿、
出撃前の忙しい時にすみません。
少しよろしいですか?▼
- 【ミカヤ】(左)
-
はい、大丈夫です。▼
- 【フリーダ】
-
確か、この魔道書を
ご愛用なさってましたよね?▼
- 【ミカヤ】
-
ええ、そうです。▼
- 【フリーダ】
-
間違えていなくてよかった。
どうぞお受け取りください。▼
- 【ミカヤ】
-
いいんですか?▼
- 【フリーダ】
-
私とマラドを、この軍に
加えてくださったことへの
感謝の気持ちです。▼
- 【ミカヤ】
-
ありがとうございます。
…大切に使いますね。▼
- 【フリーダ】
-
…先ほどのペレアス王子の
演説を拝聴していて
デインは蘇ると確信しました。▼
以前よりもっと
団結心のある素晴らしい国として。▼
- 【ミカヤ】
-
そうですね。▼
色んなことがあったけれど
わたしはいま
この場にいられたことが……▼
とても嬉しい。誇らしい気持ちです。▼
- 【フリーダ】
-
私も同じです。
解放軍の兵士たちもすべて
同じ気持ちを抱いていることでしょう。▼
あとひと息でデインは解放されます。
どうかミカヤ殿、
私たちを勝利へとお導きください。▼
- 【ミカヤ】
-
………ええ。
最後までみんなで力を合わせ
勝利を手にしましょう…!▼
拠点(オルグ)
- 【ミカヤ】(右)
-
オルグさん、
これ…どうしたんですか?▼
- 【オルグ】(左)
-
Sabakuno isekikara,tottekitanoda.▼
- 【ミカヤ】
-
え… 砂漠の遺跡から?▼
あぁ、あの時
持ってきていたんですね?▼
- 【オルグ】
-
Soudeha nai.▼
- 【ミカヤ】
-
違うんですか?
じゃあ、どうやって……▼
- 【オルグ】
-
Micaiahni yarou.▼
- 【ミカヤ】
-
え、わたしにくださるんですか?▼
- 【オルグ】
-
Deha,matana.▼
- オルグ消える
- 【ミカヤ】
-
あ! オルグさん…!▼
……もしかして
またあそこまで行ったんじゃあ……▼