Contents
ワールドマップ
-
解放軍の快勝により、戦況は有利に傾くかに思われた
しかし、駐屯軍の将ジェルドの機知によって阻まれ
現在の劣勢を覆すほどには至らなかった
駐屯軍はデイン国民から吸い上げた豊富な資金を使い
武器や装備を増強
同時に傭兵も大量に雇い入れたのだ
解放軍に志願する者も多くいたが
そのほとんどは老人か年若い少年であり
意欲はあれども即戦力たりえぬ者ばかりだった
駐屯軍と互角に戦うため
収容所に捕らわれているはずのデイン兵たちを救出する
それが、今、解放軍の急務となっていた
オープニング
- 【イズカ】(上)
-
ウオホン! ではこれから
デイン解放軍総参謀であるところの
私が立案した作戦を説明する。▼
よいな、皆の者。
一言一句聞きもらさず、
私の言うとおりに動くのだぞ。▼
- 【ミカヤ】(下)
-
あの、ペレアス王子はどちらに?▼
- 【イズカ】
-
王子は
軍議には出席なされない。▼
- 【ミカヤ】
-
なぜですか!?▼
- 【イズカ】
-
戦の細々したことで王子の
お心を煩わせるのは無益だ。
私がそう判断した。▼
ここで決定したことは全て、
この私の口から王子に伝えられる。
何も問題はない。▼
- 【ミカヤ】
-
…そんな……
王子はそれで
納得しておられるのですか?▼
- 【イズカ】
-
勿論だ。
王子は後見人たる私を深く信頼し
全てを一任しておられるのだ。▼
私の言葉は王子のお言葉であると心得、
よく耳を傾けるのだぞ。▼
- 【ミカヤ】
-
……………▼
- 【イズカ】
-
さて、諸君。
まずはこれを見たまえ。▼
- 画面暗転
- 【イズカ】(下)
-
次なる目的地はウムノ収容所!
ここは各地にある収容所の中でも
最大級のものである!▼
ウムノには旧デイン軍兵士が
大勢収容されている!
我々はこれを制圧する!▼
- 【タウロニオ】(下)
-
反抗する気概を抑止する目的で、
捕虜は極めて劣悪な生活を
強いられていると聞く……▼
一刻も早く助け出さねば。▼
- 【サザ】(下)
-
最大級の収容所か……
いまの戦力で勝てるのか?▼
- 【イズカ】(下)
-
くくっ
そのような憂慮、この天才には無縁。▼
収容所の側にある湖!
奴らはそこから飲み水を引いておる。▼
そこに、私の発明品である
とびきりの腐敗毒を流し込む!▼
- 画面暗転
- 【ミカヤ】(下)
-
毒……?▼
- 【イズカ】(上)
-
私の計算によれば腐敗毒の樽9つで
湖は致死の毒沼と化す!▼
無味無臭ゆえ、飲んだ者は
何一つ気づくことはない!
素晴らしい!▼
しかもしかも!
即座に死ぬわけではないのだ。
それではすぐにばれてしまうからな。▼
飲んでから半日は何事もなく、
兵たち全員が水を飲んだ後で
じわじわとその体を確実に……!▼
- 【ミカヤ】(下)
-
何を言ってるんですか!?
毒なんて、そんな卑劣なやり方……
わたしは反対です!▼
- 【イズカ】
-
な、なななんだと!?▼
お前は、お前は!
この私が高度な思考によって導き出した
この策にけちをつけるというのか!▼
おまけに我が子も同然である
腐敗毒を嫌うというのか!▼
なにより、帝国軍になさけなど無用!
あやつらは今まで暴虐の限りを尽くし、
デインの民を苦しめてきたのだぞ!?▼
- 【ミカヤ】
-
相手がどんなに非道でも、
わたしたちが何をしても
許されるということにはなりません。▼
やられたからやり返す……
そんなことを続けていたら、
みんなきっと戦う意味を失ってしまう。▼
- 【イズカ】
-
奇麗事だ! 偽善だ!
刃で殺す、術で殺す、毒で殺す!
これは戦争なのだぞ!▼
- 【ミカヤ】
-
……奇麗事かもしれない。
偽善なら偽善でいい。▼
でも、わたしは女神に恥じるような
戦い方はしたくありません。▼
わたしたちの戦いは復讐ではなく、
デイン解放のためのもの。
だからこそ大義を失ってはならない。▼
……そう思います。▼
- 【イズカ】
-
ふん なんという女々しい感傷か!
そのようなくだらぬ情になど
構っていられるか。▼
我々は戦に勝つため、
冷静に思考せねばならぬのだ。▼
- 【サザ】(下)
-
……冷静に思考してないのは
参謀殿、あんたのほうだろ。▼
- 【イズカ】(上)
-
なんだと!?▼
- 【サザ】
-
無差別に毒なんか流し込んだら、
助けるはずだった
デインの捕虜までが犠牲になる。▼
近隣の村にだって影響が出るだろう。▼
そうなれば…解放軍の掲げる正義に
疑問を持つ者も増えるはずだ。▼
ペレアス王子の名にも
傷がつくんじゃないのか?▼
- 【イズカ】
-
む……▼
- 【サザ】
-
民衆が解放軍を支持するのは、
自分たちを救ってくれると
信じているからだ。▼
それが、味方にまで
毒を盛ったなんて知ったら……
どう思うだろうな?▼
- 【イズカ】
-
ぬぬ……▼
- 【タウロニオ】(上)
-
イズカ殿。
ここはこの2人に理がある。
他の策を練るべきであろうな。▼
- 【イズカ】(下)
-
他の策?
この私の策を否定するというのか!?
ならば勝手にするがいい!▼
おまえたちの浅はかで貧相な頭脳で
私よりも優れた作戦を考えられるのか!?
否だ! 絶対に不可能だと断言する!▼
不愉快だ! まったく不愉快だ!!
失敗し全滅した後、
私に泣いて詫びるがいい!▼
- イズカ撤退
- 【サザ】(下)
-
……▼
- 【タウロニオ】(上)
-
……すまぬな、2人とも。
イズカ殿は興奮すると
少々まわりが見えなくなるのだ。▼
- 【サザ】
-
俺は構わない。▼
- 【ミカヤ】(下)
-
すみません、タウロニオ将軍。
わたしのせいで……
もっと落ち着いて話し合うべきでした。▼
- 【タウロニオ】
-
いや、わしとて同じ気持ちだ。
毒をもって戦おうとは思わぬ。▼
だが、イズカ殿の策を拒むことで
この戦はより厳しいものとなる。
その覚悟は必要だ。▼
- 【ミカヤ】
-
……はい。▼
- 【タウロニオ】
-
帝国軍は身分の上下が厳しく、
統制の取れた組織だ。
だが、逆に硬直化しているともいえる。▼
そこに付け入る隙がある。
ミカヤ殿、わかるか?▼
- 【ミカヤ】
-
硬直化した組織は、不測の事態に
弱い……ということですね。
彼らを混乱させることができれば……▼
- 【タウロニオ】
-
そうだ、勝機はある。
我らの目的は収容所に囚われた兵の解放。
何も正面からぶつかることはない。▼
- 【ミカヤ】
-
でしたら……
こんな作戦はいかがでしょうか……▼
拠点終了後
- ウムノ捕虜収容所
- 【ズール】(上)
-
何っ!? 敵襲?▼
- 【帝国兵】(下)
-
はっ デイン王子率いる解放軍が
門前にて兵を展開。
警備の部隊と衝突しております!▼
ただちに応援を!▼
- 【ズール】
-
ふん! 小ざかしい真似を。
わしの直属部隊を残し、
後は全て“謀反軍”の討伐に向かわせよ!▼
- 【帝国兵】
-
しかし、それでは
こちらの警備が手薄になるのでは…▼
- 【ズール】
-
…万が一、この騒ぎに乗じて
侵入せんとする輩がおったとしても、
それは、とんだ浅慮というもの。▼
このズールと配下の兵が
目を光らせておるかぎり、
なんの心配もいらぬ。▼
わかったら、早く行け!▼
- 【帝国兵】
-
はっ!▼
- フォーカス移動
- サザ・ミカヤ出現
- 【サザ】(下)
-
タウロニオ将軍の部隊が
うまくやってくれているようだ。
見張りの数が少ない。▼
- 【ミカヤ】(上)
-
敵が油断している間に
わたしたちが内部から
収容所を制圧しなければならないわ。▼
時間との勝負よ。▼
- 【サザ】
-
収容所の内部図面は
頭に叩き込んである。
牢の開放は任せてくれ。▼
- 【ミカヤ】
-
それじゃあ、行きましょう。▼
Phase-01 終了時
- 【トパック】(右)
-
えーっと……
どっちだ、ムワリム?▼
- ムワリム現れる
- 【ムワリム】(右端)
-
すぐ目の前ですよ、坊ちゃん。
おそらくあの建物の中ですね。▼
- 【トパック】
-
サザは、いそうか?▼
- 【ムワリム】
-
彼だけでなく…
見知った者が何人かいるようです。▼
- 【トパック】
-
まじか!?
う~! なんかワクワクしてきたぜ。▼
- 【ムワリム】
-
3年前の戦いを思い出しますね。▼
- ビーゼ現れる
- 【ビーゼ】(左)
-
思い出に浸るのは
別に構わないんですけど…
結局、助けに行くんですか?▼
それとも様子見ですか?▼
- 【トパック】
-
行くにきまってんじゃん!
遅れるなよ、ムワリム! ビーゼ!▼
- トパック消える
- 【ビーゼ】
-
あ、首領!
待ってください…
って、もう見えない。▼
…以前から思ってたんですけど、
うちの首領ってベオクにしては
おかしいほど、すばしっこいですよね?▼
なにかの血、混ざってません?▼
- 【ムワリム】
-
さて…ラグズの血が混ざっていたとしても、
印が現れなくては、判断はつかない。▼
しかし、そんなことはどうでもいい。
坊ちゃんがお元気で
すこやかに育ってくれれば…それで。▼
- 【ビーゼ】
-
…ムワリムさんって、
結構、親ばか気質ですよね。▼
- 【ムワリム】
-
悪いか?▼
- 【ビーゼ】
-
いいえ。
あ、首領が振り返って呼んでる。
私たちも行きましょうか。▼
- 【ムワリム】
-
ああ、行こう。▼
- 画面暗転
- トパックたち出現
- 【トパック】(上)
-
サぁーザぁーーーっ!!▼
- フォーカス移動
- 【サザ】(下)
-
!? な…▼
- フォーカス移動
- 【ミカヤ】(下)
-
え…▼
- フォーカス移動
- 【トパック】(上)
-
おれ、来たぞー!
いますぐ助けるからなーっ!!▼
- フォーカス移動
- 【サザ】(下)
-
トパック…!?
あの馬鹿……▼
- ツイハーク生存時
- フォーカス移動
- 【ツイハーク】(下)
-
……頼りになる助っ人登場か。▼
- ジル生存時
- フォーカス移動
- 【ジル】(下)
-
いよいよ3年前を思い出すなぁ。
ハールさんも、早く
戻ってくればいいのに……▼
- フォーカス移動
- 【トパック】(上)
-
よーっし!
めちゃくちゃ暴れるぞ。
ムワリム!▼
- 【ムワリム】(下)
-
おまかせ下さい。▼
- ムワリムが化身
- 【トパック】
-
ビーゼも!▼
- 【ビーゼ】(下)
-
わかってます。▼
- ビーゼが化身
- トパックたちが移動
- 【帝国兵】(上)
-
うっ…うわああああああ!?
半獣だっ!
半獣が現れた!!▼
- 帝国兵出現
- 【帝国兵】(下)
-
ひるむな!
獣には炎魔法、
鳥には風魔法が有効なはずだ!!▼
- 【帝国兵】(下)
-
あの子供はまだ化身しておらんぞ!
化身前を狙え!!▼
- 【トパック】(上)
-
ばーか!
おれは化身しねえよ。
そら、挨拶がわりにくらいな!!▼
- トパックが帝国兵を倒す
- 【帝国兵】(下)
-
ま、魔道士だ!!
下がれ!
うかつに近づくな!!▼
- フォーカス移動
- 【ミカヤ】(下)
-
彼らは…
いったい何者なの?▼
- 【サザ】(上)
-
…ちょっとした知り合いだ。
後で紹介するから、
いまは戦いに集中してくれ。▼
- 【ミカヤ】
-
え、ええ…▼
サザ→トパック
- 【サザ】(上)
-
おい、トパック!▼
- 【トパック】(下)
-
おまえ……
なんだよ、それっ!
この裏切り者め!▼
- 【サザ】
-
なんだ?
やぶからぼうに……▼
- 【トパック】
-
背! 伸びすぎだ!!▼
- 【サザ】
-
……何を言いだすかと思えば…
くだらない。▼
- 【トパック】
-
おれには大問題なんだよっ!▼
- 【サザ】
-
それより、例の件は
どうなった?▼
- 【トパック】
-
ああ、それなら……って、
戦いの最中に
のんびり話してらんねーって。▼
後まわしだ。あとあと。▼
- 【サザ】
-
おい!
………ったく。▼
サザ⇔ムワリム
- 【サザ】(上)
-
……どうも。
ひさしぶりです。▼
- 【ムワリム】(下)
-
サザくん…
大きくなったね。▼
- 【サザ】
-
はい。
その……▼
- 【ムワリム】
-
なんだい?▼
- 【サザ】
-
“くん”は、ちょっと……▼
- 【ムワリム】
-
あぁ、申し訳ない。
もう立派な青年なのに……▼
- 【サザ】
-
すみません。▼
- 【ムワリム】
-
サザさん、で
いいかな?▼
- 【サザ】
-
いや、あの……
呼び捨てでいいんで。▼
- 【ムワリム】
-
坊ちゃんのご友人を
呼び捨てにはできないよ。
では、今後ともよろしく。▼
サザさん。▼
- 【サザ】
-
や… あの……
…………はぁ………▼
ツイハーク⇔ムワリム
- 【ツイハーク】(上)
-
ムワリム!▼
- 【ムワリム】(下)
-
ツイハーク…
3年ぶりになるな。▼
- 【ツイハーク】
-
クリミアの次はデイン…
お互い、慌しいな。▼
- 【ムワリム】
-
まったくな。▼
- 【ツイハーク】
-
だけど、こうしてまた
共に戦えるのは嬉しいよ。▼
- 【ムワリム】
-
あぁ、私もだ。▼
ツイハーク⇔トパック
- 【ツイハーク】(上)
-
やあ、トパック。
元気そうだな。▼
- 【トパック】(下)
-
おー!
いたんだ、ツイハーク!▼
- 【ツイハーク】
-
魔道の腕、
かなり上がったみたいだな?▼
- 【トパック】
-
とーぜん!
どんな奴でも、ドーンと来いだ!▼
- 【ツイハーク】
-
はは じゃあ、
残りの敵は全部まかせるよ。
俺は少し休憩しようかな。▼
- 【トパック】
-
こらこら。
そんな意味じゃねえってば!▼
ジル⇔ムワリム
- 【ジル】(上)
-
ムワリムさん…
私のこと、覚えてます?▼
- 【ムワリム】(下)
-
もちろんだ、ジル。▼
- 【ジル】
-
よかった。▼
あ、ところで……
どうしてデインに?▼
- 【ムワリム】
-
坊ちゃんに聞いてくれ。
私はただの付き添いだからな。▼
- 【ジル】
-
わかりました。
でも…とにかく、▼
力を貸してくれて
ありがとうございます。▼
- 【ムワリム】
-
どういたしまして。▼
ジル⇔トパック
- 【ジル】(上)
-
ねえ、トパック!▼
- 【トパック】(下)
-
おー!
ジルじゃん!▼
- 【ジル】
-
いっしょに戦ってくれて、
ありがとう。助かるわ。▼
- 【トパック】
-
いいっていいって!▼
- 【ジル】
-
それで、どうして…▼
- 【トパック】
-
あ、敵発見!
よーし! おれにまかせろ!!▼
- 【ジル】
-
………
落ち着きないのは、
相変わらずなんだなぁ……▼
扉(左上)を開けた時
- 【元デイン兵】(左)
-
ありがとう……助かった……
あと数日後だったら……
もう体が持たなかった……▼
俺は北西の門から逃げてみる……
こんなとこで死んでたまるか……
絶対生き残ってやる……▼
扉(右)を開けた時
- 【元デイン兵】(左)
-
外の騒ぎは……あんたたちか……?
じゃああんたたちが解放軍……▼
この恩は絶対に忘れない。
生きて帰れたら……
この命は解放軍に捧げる。▼
あんたたちみたいに……
俺も戦いたい。▼
ミカヤ死亡時
- 【ミカヤ】(上)
-
あ… ……わたしは…もう……
サザ…… ……デインを……
……みんな…を… ……………▼
- 【トパック】(下)
-
お、おい…! しっかりしろ!▼
こんな傷すぐ治るからさ!
だから……目を開けろってば……▼
ビーゼ死亡時
- 【ビーゼ】(上)
-
く… こんなはずじゃ……▼
- 【トパック】(下)
-
ビーゼ! いいから!
これ以上、無理すんな!!▼
- 【ビーゼ】
-
ごめんなさい…首領……
……あたし……ひと足先に……
グラーヌへ帰ってます………▼
ズール初戦時
- 【ズール】(上)
-
ぬうう……!
好き勝手に暴れまわりおって……
許さぬぞ!▼
誰が支配者か、
その身に叩き込んでくれる!▼
- 対ミカヤ
- 【ズール】(上)
-
陽動だと……?
デインめが、小賢しい真似を……▼
- 【ミカヤ】(下)
-
わたしたちはデイン解放軍!
収容所の人々を
いますぐ解放しなさい!▼
- 【ズール】
-
馬鹿げたことを……
デインの豚どもは死ぬまで
我らに隷属するのが定めなのだ。▼
豚に自由など無用。
我らに飼われ、使われて死ぬのが
豚の幸せよ。▼
- 【ミカヤ】
-
……許せない!▼
クリア後
- 【イズカ】(上)
-
お、おい!
あの者たちは何処の何者なんだ?
説明を聞かせてもらおう!▼
- 【サザ】(下)
-
…ベグニオンから来た、
俺の個人的な知り合いだ。
敵じゃない。▼
- 【イズカ】
-
そんなことはわかっている!▼
私が聞きたいのは、
彼らが、我が解放軍に
加わってくれるのかどうかだ!!▼
- 【サザ】
-
……いいのか?
ラグズが軍に加わるとなると、
かなりの反発が起こるぞ。▼
- 【イズカ】
-
ふん!
そのようなこと心配せずともよい!▼
ラグズの戦闘能力は、一般的に
ベオクとは比べ物にならぬほど高い。▼
彼らが軍に参加すれば、
解放軍は大きな力を得るのだ!!▼
そんなことも分からず、
ラグズを排除しようとする者こそ愚か!▼
利敵行為として
厳しい処罰を与えようではないか。▼
- 【ペレアス】(上)
-
…………▼
- 【イズカ】(上)
-
それでどうなのだ?
彼らに参加の意志はあるのか!?▼
- 【サザ】
-
それは……本人たちに
聞いてみないことにはわからない。▼
首領格のトパックは気のいい奴だから…
こちらがそう望めば
手を貸してくれるだろうが。▼
- 【イズカ】
-
もちろん!
もちろん、望む!!▼
- 【サザ】
-
決めるのは、あんたじゃなくて
王子じゃないのか?▼
- 【イズカ】
-
! …いいか。
私の言葉は王子の言葉も同然と
心得るがいい。▼
そうですな、王子。▼
- 【ペレアス】(上)
-
あ、あぁ…そうだね。
イズカの思うようにするといい。▼
- 【サザ】
-
……▼
- 【イズカ】(上)
-
さぁ、分かったら
早く話をつけてきてくれ。▼
デイン解放軍は、
彼らの参戦を強く望んでいる。
くれぐれもしくじらんようにな。▼
- 【ミカヤ】(下)
-
…………▼
- 画面暗転
- 【トパック】(左)
-
いや~!
しっかし、なっつかしいよな。▼
- 【サザ】(右)
-
…なんだって、
いきなり来るんだよ。▼
- 【トパック】
-
え、だってさ。
サザがおれに頼みごとしてくるなんて
よっぽどのことだと思うじゃん。▼
だから、おれ
いてもたってもいられなくってさ。▼
- 【サザ】
-
俺が頼んだ件は、
ちゃんとやってくれたんだろうな?▼
- 【トパック】
-
もちろん、そっちもバッチリ。▼
- 【サザ】
-
で、どうだって?▼
- ミカヤ現れる
- 【ミカヤ】(右端)
-
…ちょっと待って、サザ。
2人だけで話を進めないで、
わたしにもわかるように説明してくれない?▼
- 【トパック】
-
あ、ごめんな。
ミカヤ、だったっけ?
サザの家族の。▼
- 【ミカヤ】
-
ええ。▼
- 【トパック】
-
この軍を率いてるんだって?
女の子なのにすげーよな。▼
- 【ミカヤ】
-
率いているのはペレアス王子よ。
わたしは、その手助けをしてるだけ。▼
- 【トパック】
-
それでもすげーよ!
おれ、トパック!
仲良くしような、ミカヤ!!▼
- 【ミカヤ】
-
え、ええ…▼
- サザが右を向く
- 【サザ】(右・右向き)
-
…ちょっと驚くだろ、
こいつの人懐っこさってさ。▼
- 【ミカヤ】
-
うん。
ちょっとだけね…▼
- 【トパック】
-
なんだよ、2人でこそこそ
なに話してんだよ!▼
- サザが左を向く
- 【サザ】(右)
-
…おまえとは、3年前の戦で
いっしょだったって説明してたんだよ。▼
- 【ミカヤ】
-
2人とも…
クリミア軍に所属していたのね?▼
- 【トパック】
-
そうだなぁ。
クリミア軍にいたってゆーか……
アイクの下について戦ってたって感じだな。▼
- 【ミカヤ】
-
また、その人の話…?▼
- 【トパック】
-
え?▼
- 【ミカヤ】
-
いいえ、なんでもないの。
それで…
どうして急にデインに?▼
- 【サザ】
-
実は、みんなには内緒で……
こいつを通じてベグニオンの神使に
連絡が取れないか試みていたんだ。▼
- 【ミカヤ】
-
神使って…
ベグニオン皇帝のことよね。
トパックはそんな人と面識が?▼
- 【トパック】
-
面識ってゆーか……
おれはさ、グラーヌ砂漠で
ラグズ奴隷解放軍ってのをやってて、▼
それを助成してくれたのが神使でさ。▼
その関係で、まあ、時々だけど
大神殿に呼ばれて話とかできるんだ。▼
- 【ミカヤ】
-
すごいのね。▼
- 【トパック】
-
い、いやぁ…
そんな、
たいしたことじゃねえけど。▼
- 【サザ】
-
俺は…現在のデインの状態を
神使は知らないんじゃないかって
踏んだんだ。▼
神使は、まだ13歳と幼いが
公平な目を持っている
人格者だと聞いていたからな。▼
で、トパックから神使に、
デインでの駐屯軍の所業を
耳に入れてもらって……▼
その結果を聞こうとしていたところだ。▼
- 【トパック】
-
サザの予想とはちょっと違ったかな。▼
神使はデインの状態が
おかしなことになってるんじゃないかって
気づいてて、独自に調査してたみたいだ。▼
- 【サザ】
-
そうなのか?▼
- 【トパック】
-
それで、元老院の有力議員何人かが
裏で糸を引いてるらしいって
ところまではわかったんだけど……▼
そこからなかなか
尻尾が掴めないみたいで。▼
何かきっかけがないと、
自らが動いてどうにかすることは
できないって言ってた。▼
- 【ミカヤ】
-
どうして!?▼
神使はベグニオン皇帝にして女神の使い。
逆らえる者なんか、ベグニオン…▼
いいえ、この世界のどこにも
いないはずでしょう?▼
- 【トパック】
-
……建前はそういうことになってるけどな。
ベグニオンはややこしいんだよ、
いろいろと、さ。なんて…▼
おれもよくは理解してないんだけど。▼
- 【サザ】
-
……▼
- 【トパック】
-
それでも、神使は
できるだけのことはしたいって
言ってくれててさ。▼
もし本当にデイン王の遺児がいるなら
活路は見いだせるはずだから、
なんとかもちこたえてほしいって言ってた。▼
そんなら、時間稼ぎをしようかって
おれたちが来たんだ。▼
- 【サザ】
-
なるほど。
やっと理解できたよ。▼
つまり…おまえたちの力は
当分、当てにできるってことだな?▼
- 【トパック】
-
おう!
親友のおれにまかせろ!!▼
- 【サザ】
-
…いつ、俺とおまえが
親友になったんだよ。▼
- 【トパック】
-
へへ 照れんなって!
初めはさ、反ラグズ思想の強いデインの
復活か~って思ってたけど…▼
もうアシュナードはいねえし、
ラグズを差別しない国になるってんなら
大歓迎だぜ!▼
- 【サザ】
-
おまえ、単純すぎ。▼
- 【トパック】
-
なんだよ、サザ。
おれにまた会えてうれしくないのか?▼
- 【サザ】
-
全然。これっぽっちも。▼
- 【トパック】
-
なんだと!?
聞いたか、ムワリム?
こいつちっとも成長してないぜ。▼
素直じゃねえの。▼
- ムワリム現れる
- 【ムワリム】(左端)
-
まぁ、まぁ。
お2人ともそれぐらいに。▼
- 【トパック】
-
いーや!
おれが来て嬉しいって言うまで
ぜったいに許さねえぞ!▼
- 【サザ】
-
…ばかばかしい。
寝言は寝てから言え。▼
- 【トパック】
-
なんだとっ!?▼
- 画面暗転
- 【ミカヤ】(中央)
-
サザったら…子供みたい。▼
- ムワリム現れる
- 【ムワリム】(右端)
-
驚きましたか?▼
- 【ミカヤ】
-
え、ええ…… あの子って、
小さな頃からとても大人びていたので……▼
ずっと面倒をみてきたのに、
あんな顔…はじめて見ます。▼
- 【ムワリム】
-
……気をつけてください。
初対面の者に、
迂闊に気を許してはいけない。▼
- ミカヤが右を向く
- 【ミカヤ】(左)
-
え…▼
- 【ムワリム】
-
そんな言い方をすると、
あなたの見た目と…生きてきた
年数が合わないということを……▼
自らばらしているようなものだ。▼
- 【ミカヤ】
-
!!▼
- 【ムワリム】
-
ラグズの中には、あなたのような方を
ひどく嫌う者もいます。
どうか、くれぐれも気をつけてください。▼
- ムワリム消える
- 【ミカヤ】
-
あ… …………
…………………………▼
拠点(仲間たち)
- 【メグ】(左)
-
あ、あのぉ…▼
- ツイハーク左を向く
- 【ツイハーク】(右)
-
やあ、こんにちは。▼
- 【メグ】
-
こ、こ、こんにちは。▼
- 【ツイハーク】
-
俺になにか用かな?▼
- 【メグ】
-
え、ええっとええっと…
あたし…メグっていいます。▼
- 【ツイハーク】
-
うん、知っているよ。
いい名前だね。▼
- 【メグ】
-
それで、ええっと…
クリミアから……来ました。▼
- 【ツイハーク】
-
それも聞いたよ。
遠いところから1人で偉いね。▼
- 【メグ】
-
ええっと…
オマ村ってところから……▼
- 【ツイハーク】
-
え?
君は、オマ村の人?▼
- 【メグ】
-
はい。▼
- 【ツイハーク】
-
じゃあ、チャップさんの
知り合いじゃないのか?▼
……というか、よく見ると
君はチャップさんにそっくりだ。
もしかして……身内?▼
- 【メグ】
-
はい!
2番めの娘です…!▼
- 【ツイハーク】
-
チャップさんから
よく話を聞かされたよ。
えくぼが可愛いんだって。▼
君のことだったんだな。▼
チャップさんはどうしている?
元気でやっているかい?▼
- 【メグ】
-
はい! はい!
そりゃあもう元気です。
野良仕事ばっかりやっとります。▼
- 【ツイハーク】
-
そうか。
それはよかった。▼
チャップさんか…懐かしいな。
あの人の娘さんなら、
色々助けてあげないと。▼
人捜しをしているって聞いたけど
いったいどんな人なんだ?▼
- 【メグ】
-
ええっとその……
………許婚なんです。▼
- 【ツイハーク】
-
君をほったらかすなんて
随分ひどい男だな。
名前とか、特徴を聞いてもいいかい?▼
- 【メグ】
-
…………目の前におるんです。▼
- 【ツイハーク】
-
……え!?▼
- 【メグ】
-
おとうちゃんが言うてました。
ツイハークさんという傭兵さんに
娘を嫁にやる約束をしたって。▼
- 【ツイハーク】
-
いや、俺は別に……▼
- 【メグ】
-
おねえちゃんは去年
嫁にいってしもうたんで、
あたしが来たんです。▼
- 【ツイハーク】
-
メグ、言いにくいんだが…▼
- 【メグ】
-
ツイハークさん……
ふつつかものですが
末永くよろしくお願いします!▼
- 【ツイハーク】
-
いや、だから、あの……▼
- 【メグ】
-
戦いながらも
花嫁修業は欠かさんので
どんなことでも言うてくださいね。▼
じゃあ、また後で…!▼
- メグ消える
- 【ツイハーク】
-
メグ!▼
……………時々
ものすごく強引なのは
遺伝…なのか……?▼
拠点(ペレアス)
- 【ペレアス】(左)
-
…突然、呼び出したりして
すまない。▼
- 【ミカヤ】(右)
-
いえ……▼
- 【ペレアス】
-
お茶でも入れようか。
なにがいい?▼
- 【ミカヤ】
-
結構です。
それより、ご用件は?▼
- 【ペレアス】
-
……やっぱり、怒ってるんだね。
僕のことを。▼
- 【ミカヤ】
-
………どうして
軍議に出られないんですか?▼
- 【ペレアス】
-
それは、イズカが……▼
- 【ミカヤ】
-
この軍の大将は、あなたです。
それを人任せにするなんて……▼
- 【ペレアス】
-
………ごめん。
イズカにもう一度頼んでみるよ。
軍議に参加させてもらえるよう……▼
- 【ミカヤ】
-
なぜ、あの人の許可が?
あなたは王子でしょう?▼
- 【ペレアス】
-
うん、だけど……
何も知らなかった僕に、▼
王族としての持っておくべき知識、
立ち振る舞いや礼儀作法を
いちから教えてくれたのはイズカだ。▼
タウロニオやデインの遺臣と
連絡を取ってくれたのも彼だ。▼
イズカがいなければ、
僕は挙兵なんかできなかった。
母上にもお会いできなかった。▼
- 【ミカヤ】
-
王子は……
ずっと孤独だったんですね?▼
- 【ペレアス】
-
え…▼
- 【ミカヤ】
-
イズカ殿は王子に
母と居場所と…
生きる意味を与えてくれた人。▼
だから心から感謝している。
なるべく意向を叶えようとする。▼
- 【ペレアス】
-
ミカヤ、君は………▼
- 【ミカヤ】
-
……ご、ごめんなさい。
わたしいま勝手に…………▼
- 【ペレアス】
-
すごいよ!▼
- 【ミカヤ】
-
!?▼
- 【ペレアス】
-
本当に君は占い師なんだね。
そんなことまで分かるなんて
とても驚いたよ!▼
- 【ミカヤ】
-
………▼
- 【ペレアス】
-
ごめん、興奮しすぎた。
なんだか汗まででてきたよ。▼
- 【ミカヤ】
-
! 王子…▼
- 【ペレアス】
-
どうしたんだい、
そんなびっくりした顔をして。▼
- 【ミカヤ】
-
……その“印”は?▼
- 【ペレアス】
-
あ… 見つかったか。▼
- 【ミカヤ】
-
それはいったい……▼
- 【ペレアス】
-
【精霊の護符】だ。▼
魔道の源は大自然を司る精霊の力。
精霊と契約し、体内に取り込むと
こんな“印”が体に現われる。▼
- 【ミカヤ】
-
………▼
- 【ペレアス】
-
なんて…
こんな説明するまでもないよね。
君にもあるんだし。▼
- 【ミカヤ】
-
え!?▼
- 【ペレアス】
-
この間、手を洗っている
ミカヤを見かけて…▼
声をかけようと近づいたら
見えてしまったんだ、
右の手の甲にある“印”が。▼
- 【ミカヤ】
-
……▼
- 【ペレアス】
-
すぐに打ち明けようと思ったけど
母上に呼ばれて…
その後もなかなか機会がなくて。▼
- 【ミカヤ】
-
わたしのこれも…
【精霊の護符】なんでしょうか?▼
- 【ペレアス】
-
え!?
自分で契約したわけじゃ
ないのかい?▼
- 【ミカヤ】
-
ええ…▼
- 【ペレアス】
-
じゃあ、あれかな。
精霊のほうからの契約なんだね。▼
- 【ミカヤ】
-
?▼
- 【ペレアス】
-
ごく稀に生まれたばかりの
赤ん坊に起きる現象らしいよ。▼
優れた魔道の才を持つ子に
限られるらしいから……
やっぱりすごいな、君は。▼
- 【ミカヤ】
-
………▼
- 【ペレアス】
-
でも、このことは
ここだけの秘密にしておこう。▼
【印付き】に間違われると
やっかいだからね。▼
- 【ミカヤ】
-
『しるしつき』とは…?▼
- 【ペレアス】
-
よくは知らないけど
ベオクなのにラグズの血が
混ざっている者のことらしい。▼
信じられない話だと思わないか?
あの半獣の血が…なんて。▼
同じような“印”があるから
ときどき勘違いされて
ひどい目にあったんだ……▼
- 【ミカヤ】
-
………▼
- 【ペレアス】
-
ミカヤ?▼
- 【ミカヤ】
-
あ、その…
イズカ殿のことと…
“印”のこと分かりました。▼
- 【ペレアス】
-
うん、話せて良かったよ。
これからもよろしく頼む。▼
- 【ミカヤ】
-
はい。▼
- 【ペレアス】
-
あ、そうそう。
忘れるところだった。
これを渡したくて呼んだんだ。▼
- 【ミカヤ】
-
なんですか?▼
- 【ペレアス】
-
素晴らしい剣を手に入れたんだ。
これがあればきっと優位に戦えるはずだ。
君から、これと思う人物に渡してくれ。▼
- 【ミカヤ】
-
王子が
ご自分でなさればいいのに。▼
- 【ペレアス】
-
功績への褒章でもないのに
僕からだと、渡した相手を
寵遇していると周囲に思われかねない。▼
統治者として好ましくない行為だ。
……って、イズカが言うんだ。
だから君から。▼
- 【ミカヤ】
-
分かりました。
王子も気苦労が絶えませんね。▼
- 【ペレアス】
-
本当に。
貧しかったけど
気楽だった毎日が少し懐かしい。▼
- 【ミカヤ】
-
王子……▼
- 【ペレアス】
-
でも、僕は頑張るよ。
デイン解放を…きっと実現させる。▼
- 【ミカヤ】
-
はい!▼