ワールドマップ
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武をもって名を馳せ、デイン王国を破滅へと導いた
亡きデイン国王アシュナード――
【狂王】と呼ばれた彼の息子ペレアスは
父とは対照的に温厚な人柄であった
それは、乱世に不向きではあるが
ミカヤの瞳にはむしろ好ましいものとして映った
ペレアスはデイン王国の正式な王子として名乗りを上げ
駐屯軍打倒の兵を挙げる
王子の傍らには
彼に望まれるまま解放軍の将となることを決意した
【銀の髪の乙女】の姿があった
オープニング
- デイン王国内 自治領マラド
- 【おじさん】(下)
-
ひぃ……お許しを。▼
わしらは、ただ
崩れた防護壁の修理について
話し合っていただけで………▼
- 【帝国兵】(上)
-
集会は禁止と申し渡してある!
規則を破ったものは、
その場で罰せよとの命令だ!▼
- 【おじさん】(下)
-
そ、そんな…集会なんて!
井戸端でちょっと
話し込んでいただけ……▼
- 【帝国兵】
-
うるさい! 言い訳無用だ!!▼
- 帝国兵がおじさんを倒す
- 【おじさん】
-
ぎゃああ……っ!▼
- フォーカス移動
- 【フリーダ】(上)
-
………▼
- ジェルドたち出現
- 【ジェルド】(下)
-
フリーダ殿。
こちらに居られたか。▼
- 【フリーダ】
-
………なにか?▼
- 【ジェルド】
-
解放軍を名乗る者どもが
動き出したようだ。▼
あんたのマラド軍にも
出撃命令がでたんで、
その知らせにね。▼
- 【フリーダ】(上)
-
……そうですか。
わかりました。
では、すぐに準備を……▼
- 画面暗転
- 【ジェルド】(上)
-
…フリーダ殿の自治領マラドは、
クリミア戦役では、
国王の協力要請に応じなかった。▼
デイン王国内では唯一ね。▼
あんたは若いが賢い女性だ。
まさか今更、謀反軍の連中に与し
我ら帝国を敵に回すような真似は……▼
- ジェルド動く
- 【ジェルド】(上)
-
しないと思っていいんでしょうな?▼
- 【フリーダ】(下)
-
……デイン王アシュナードには
息子などいなかった。▼
浮ついた噂に踊らされ、
領民を危険に晒すつもりはありません。▼
- 【ジェルド】(上)
-
それを伺って安心しました。▼
- 【フリーダ】(下)
-
失礼します。▼
- フリーダ撤退
- 【ジェルド】(下)
-
おい、誰か。▼
- 【帝国兵】(上)
-
はっ!▼
- 画面暗転
- 【ジェルド】(上)
-
数名の兵をマラド軍につけて
あの女の動向を見張らせろ。
万が一ってこともあるからな。▼
- 【帝国兵】(下)
-
はっ!▼
- 画面暗転
- デイン解放軍陣営
- 【イズカ】(上)
-
ウオホン!
さて…そろそろ私の流した噂が
デイン王国中に浸透してきた頃合いだ。▼
『亡きデイン王の遺児現る!』
『デインの正統なる主が
駐屯軍征伐に乗り出した!』▼
『ペレアス王子の傍らには
【銀の髪の乙女】の姿あり!』▼
……3年もの間、帝国に虐げられ
民衆の鬱憤は溜まりに溜まっている。
そこに一筋の希望の光だ!▼
彼らが夢にまで見た救世主…
それが現のものだと教えるべき時だ。▼
諸君!! 今まさに
反乱の機運は高まっているのだ!▼
我々は、この機を逃さず、
邁進していかねばならん!▼
- 【サザ】(下)
-
……この際、前置きはどうでもいい。▼
俺たちが知りたいのは、
まず“何を”
“どうするつもり”なのかだ。▼
- 【イズカ】
-
ああ、なんたる無思慮な若者だ。
少しは自分で考えたまえ。
その頭には中身が入っているのか?▼
いや…
私の頭の回転が速すぎるのが罪か!▼
- 画面暗転
- 【イズカ】(上)
-
よし、では教えてやろう!
噂を流したとはいえ、民衆にとって
解放軍はいまだ未知の存在。▼
我々は、初陣で“救世主”たる力を
存分にアピールしなくてはならん!
そのために必要なのは華々しい勝利だ。▼
- 【ペレアス】(下)
-
だけど……我々の兵力は
まださほど多いとはいえない。▼
そんな大勝利を収めることが
できるかどうか……▼
- 【イズカ】(上)
-
この私に手抜かりなど
あろうはずがありません!▼
- イズカ動く
- 【イズカ】(上)
-
これを見るのだ、諸君!▼
- 画面暗転
- 【イズカ】(下)
-
この私が、綿密なる調査の上、
選び抜いた帝国軍の駐屯所だ。▼
これらの場所ならば、
現在の解放軍の戦力でも
確実に勝てると断言する!▼
- 【タウロニオ】(下)
-
ほう…… すでに襲撃場所の
目星をつけておられたか。▼
- 【ペレアス】(下)
-
さすがだね、イズカ。
君は本当に頼りになるよ。▼
- 【ツイハーク】(下)
-
イズカ殿、
最初の狙いは?▼
- 【イズカ】(下)
-
それは、ここ……ダルレカだ!
辺境ゆえに駐屯軍の監視がゆるく、
反ベグニオンの気風が強い。▼
ここを解放すれば、領民たちは
こぞって我が軍に協力を
申し出てくるだろう!▼
- 【ミカヤ】(下)
-
……ダルレカはだめです。▼
- 画面暗転
- 【イズカ】(上)
-
な、なんだと!?▼
- 【ミカヤ】(下)
-
時期が…よくありません。
雨が原因で、戦うどころか
進軍すらままならないでしょう。▼
- 【イズカ】
-
いきなり、なにを根拠に
そのようなことを言うのだ!?▼
雨ぐらいがどうした!
なんの妨げにもならん!▼
- 【ジル】(上)
-
いいえ、それは違います。
これは土地のものでなければ
知らないことでしょうが……▼
確かに初夏のこの時期、
ダルレカでは土砂災害が頻発します。▼
たいした量でなくても雨が降れば
地盤が緩み、地すべりを起こして
道が塞がってしまうのです。▼
特にこの収容所に続く山道は危険です。▼
- 【イズカ】(下)
-
な、なにぃ…!?▼
- 【タウロニオ】(上)
-
イズカ殿もご存知のとおり、
ジルは元ダルレカ領主であった
シハラム卿の息女。▼
彼女がそう言うのであれば、
無視できぬ意見であると思いますぞ。▼
- 【イズカ】(下)
-
ぐ……!
ええい、ではダルレカを
候補からはずせば文句はないだろう!▼
- フォーカス移動
- 【イズカ】(下)
-
ぶつぶつぶつ▼
そもそも私は学者であるのだから、
辺境の土地事情など知らずにいて
当然なのだからな……ぶつぶつぶつ▼
- 【サザ】(上)
-
……ミカヤは、
どこを攻めるべきだと思う?▼
- 【ミカヤ】(下)
-
…………▼
テュリンに…
もっとも可能性を感じます。▼
- 画面暗転
- 【タウロニオ】(下)
-
なるほど……
テュリンなら
北の乾燥地帯で天候は安定している。▼
今後の足場を固めるという意味でも、
テュリン攻略は良策だろう。▼
- 【ツイハーク】(下)
-
地形を利用して戦えば、
兵力の少なさも補えそうだ。
俺もテュリンを推す。▼
- 【ペレアス】(下)
-
すごいな、ミカヤは……
君が解放軍の副大将になってくれて
本当によかった。心強いよ。▼
- 【イズカ】(下)
-
ふ、ふん。
小娘が……▼
- 画面暗転
- 【ジル】(上)
-
……ミカヤ殿。▼
この時期のダルレカの
雨による土砂崩れのこと……
よくご存知でしたね?▼
訪れられたことがあるんですか?▼
- 【ミカヤ】(下)
-
え… その……▼
- 【サザ】(下)
-
ミカヤは占い師なんだ。
それも、かなりの能力を持っている。▼
これまで【暁の団】が
捕まえられずやってこれたのも、
その力のおかげだ。▼
- 【タウロニオ】
-
なんと……
ミカヤ殿の神秘の力は、
【癒しの手】だけではなかったのだな。▼
- 【イズカ】(上)
-
む、むむむむむむむむぅ~~~▼
- 【ペレアス】(下)
-
イ、イズカ…?
いったいどうしたんだ?▼
- 【イズカ】
-
素晴らしい!!
戦の行方を占う神秘の力!▼
なぜ、それをもっと早く言わぬのだ。
乙女のカリスマ性がこれで
ますます高まるではないか!!▼
それにしても、驚嘆すべきは乙女を
副大将にすえたこの私の先見の明だ!
まさに天才というべきほかはないな!▼
- 【サザ】(下)
-
………▼
- 【イズカ】
-
よし。
では、乙女の占いに従い、
渓谷を抜けてテュリンを目指すぞ!▼
拠点終了後
- テュリン
- 【帝国兵】(上)
-
東から、こちらに近づいてくる
隊列があります!
デイン解放軍のようです!!▼
- フォーカス移動
- 【ラベルトン】(上)
-
罠が待ち受けているとも知らず、
哀れなことよ。
自ら火に入る羽虫とはよく言ったものだ。▼
- ラベルトン動く
- 【ラベルトン】(上)
-
よし! 第一小隊を
戦闘配置につけろ!▼
- 【帝国兵】(下)
-
はっ!▼
- 帝国兵撤退
- フリーダたち出現
- 【フリーダ】(下)
-
では、私たちも出陣しましょう。▼
- 【ラベルトン】(上)
-
待たれよ、フリーダ殿。
ここは第一小隊だけで十分。
マラドに出る幕はない。▼
- 【フリーダ】
-
…よろしいのか?▼
- 【ラベルトン】
-
解放軍を名乗ろうと、所詮は烏合の衆。
あの物見にたどり着く前に
叩き潰して見せましょうぞ。▼
- 【フリーダ】
-
……そうですか…
ならば帝国軍の力、
ここで見させていただきます。▼
拠点(村はずれ)
- 【???】(吹き出しのみ)
-
……そうだって。
………光……銀色の……▼
- 村娘現れる
- 【村娘】(右)
-
あの…!
【銀の髪の乙女】?▼
- ミカヤ・サザ一瞬消えて左に移る
- 【ミカヤ】(左)
-
?▼
- 【村娘】
-
あぁ、やっぱり!
そうですよね!?▼
- おばあさん現れる
- 【おばあさん】(右端)
-
おぉ…おぉ……▼
- 【村娘】
-
アシュナード陛下の王子と共に
デイン再興のため
戦っておられるんでしょう!?▼
- 【おばあさん】
-
……ありがたい…
ありがたい…………▼
- 【村娘】
-
みんな待ってますから!▼
乙女と王子が…
帝国の駐屯軍を打ち倒すのを
待ってますから!!▼
- 【おばあさん】
-
……あ… ……これ………▼
- 【村娘】
-
少ないですけど…
村の者たちで集めたお金です。
受け取ってください。▼
- 【ミカヤ】
-
そんな…▼
- 【サザ】(左端)
-
ありがとう、助かります。▼
- 【おばあさん】
-
………▼
- 【村娘】
-
がんばってください!
負けないでくださいねっ!▼
- 村娘・おばあさん消える
- 【ミカヤ】
-
………………▼
- 【サザ】
-
…イズカ殿の流した噂は
ちゃんと広まってるみたいだな。▼
- 【ミカヤ】
-
………▼
- 【サザ】
-
受け取らないほうが
よかったか?▼
- 【ミカヤ】
-
ううん……
そうじゃないんだけど。
………………▼
- 【サザ】
-
…………▼
拠点(クルト)
- 【クルト】(中央・左向き)
-
……では、どうしても?▼
- 【アムリタ】(左)
-
そなたには礼を言います。
ですが、わたくしは…………▼
- 【クルト】
-
ペレアス王子の傍を離れられない。
……そう仰られるのですね。▼
- 【アムリタ】
-
ええ。▼
- 【クルト】
-
…ならば、せめてこれを。▼
- 【アムリタ】
-
……ヤクシの石。▼
- 【クルト】
-
使い方はご存知ですね?▼
- 【アムリタ】
-
こんな貴重なものを…
わたくしのために………▼
ありがとう、クルト。▼
- 【???】(吹き出しのみ)
-
クルト?
どこにいるの?▼
- 【アムリタ】
-
もう行くわ。▼
- 【クルト】
-
どうか、お体にはお気をつけて。▼
- 【アムリタ】
-
あなたも……▼
- アムリタ消える
- 【クルト】
-
…………▼
- ミカヤ現れる
- 【ミカヤ】(右端)
-
クルト…?▼
- クルト右を向く
- 【クルト】(中央・右向き)
-
ミカヤ、
どうしたんですか?▼
- 【ミカヤ】
-
突然なんだけど……
わたしはテュリンに
向かうことになったの。▼
- 【クルト】
-
解放軍副大将としての
初陣ということですね…?▼
- 【ミカヤ】
-
そうね。▼
- 【クルト】
-
私は……戦いが嫌いです。
だからミカヤにも…
本当は戦ってほしくありません。▼
- 【ミカヤ】
-
クルト、わたしは……▼
- 【クルト】
-
分かっています。
この国を救うためには
仕方のないことなんでしょう。▼
- 【ミカヤ】
-
…………▼
- 【クルト】
-
これを差し上げます。▼
- 【ミカヤ】
-
なに?▼
- 【クルト】
-
あなたを護るものです。
私はもう……
国へ帰らねばなりませんから。▼
- 【ミカヤ】
-
え!?
そんな、突然……▼
- 【クルト】
-
ありがとう、ミカヤ。▼
短い間でしたが
あなたたちと過ごせて……
本当に楽しかった。▼
- 【ミカヤ】
-
もう会えないの?▼
- 【クルト】
-
分かりません。
だけど…女神の導きがあれば
きっとまた………▼
- 【ミカヤ】
-
クルト………▼